iPhone 7発売に伴い久々に機種変更をすることになったので、これを機にアプリの整理を行いました。最終的に残ったアプリの中から、誰にでもおすすめできるものを紹介します。
僕が日常的に利用しているものの中から、老若男女だれでも利用価値のあるアプリを集めてみたつもりです。皆が当然のように使っているSNS関連アプリは除外。
大半のアプリはiPhoneだけでなくandroid版もあります。
日常系アプリ
Yahoo!乗換案内
電車の乗り換え案内はYahooが一番使いやすいです。
- おすすめポイント
- 出発、到着の逆転がワンタップ
- 定期代を含めた運賃計算
- 登録した電車の運行状況通知
- 通勤タイマー
特に通勤タイマーのウィジェットが強力。行き、帰りで2ヶ所の駅、路線を登録でき、通知センターで出発までの時間をカウントダウンできます。もちろん各停だけ、特急だけといった表示も可能。
よく使う路線や乗換駅を登録しておくと時刻表を開く手間が省けます。
そら案内
お天気アプリは気象マニアでない限りどれも大差ないでしょう。そら案内は毎時、1週間の予報も見やすいですし、物足りないなら天気図、アメダスなどを見ることもできます。
Google Maps
Appleの地図アプリもリリース当初に比べるとだいぶマシになりましたが、やはり地図に関してはGoogle先生の圧勝。GPSをオンにすれば自分の向いている方向まで正確に表示してくれるので、住所さえわかれば迷うことはありません。
カーナビ機能は細い抜け道ばかり案内しようとするのでまだまだダメです。
Calendars 5
カレンダーアプリはジョルテ、Life Bear、Staccalなど激戦区ですが、このCalendars 5がイチオシ。
- おすすめポイント
- スケジュール、タスクを一緒に表示
- Googleカレンダー、タスクとも同期可能
- 画面表示のカスタマイズ
- 細かい繰り返し期日の設定
- スケジュールの色分け
とにかく痒い所に手が届くカレンダーアプリで、特にGoogleカレンダーとGoogleタスクを一つのアプリで一元管理できるのが便利(iOS標準のカレンダー、リマインダーと同期することもできます)。
繰り返し機能も強力で、7ヶ月ごとの第一月曜と最終木曜、のようなイレギュラーなリピートも設定可能。仕事からゴミ出しまですべての予定を放り込んでおくことができます。
無料版の「Calendars」はほとんどの機能が制限されているため、UIを確かめるためのテスト用にしか使えません。
Dreamdays
Dreamdaysは特定の日付までの日数をカウントダウン表示するアプリ。大切な人の記念日はもちろん、センター試験まで何日、といった使い方も可能。画像やボイスを追加できるので愛着がわきます。繰り返し機能もあるので誕生日を記録しておくのにもぴったり。
過去の日付を入力するとカウントアップもできるので、自分が生まれてから10000日、ペットが家に来てから1000日、といった記念日を祝うこともできます。
無料版は登録できるイベントが3つまでで広告が表示されます。
詳細:大切な人の記念日はスマホアプリ Dreamdays に記録しよう!
Yahoo!リアルタイム検索
Twitterを中心に、リアルタイムで盛り上がっている話題をチェックできるアプリ。Twitterのアカウントがなくても使えます。特定のワードを登録しておくことで、そのワードを含むTweetをまとめてチェック、通知してもらうことも可能。
好きな芸能人の名前や自分のよく出没する駅名などをいれておくと最新情報を見逃さずにすみます。仕事で自分が関わった製品やサービスの評判などをエゴサーチすることもできます。
Runkeeper
Runkeeperはフィットネスにフォーカスしたトラッキングアプリ。ウォーキング、ランニング、サイクリングだけでなく、スキー、カヤックなど様々なアクティビティが登録されており、あらゆるスポーツの記録を残すことができます。
データはWeb上で保管されるので、androidに乗り換えた後でもデータを引き継ぐことが可能。
フィットネスの成果をSNSにシェアすることもできますが、ランニングなどは自宅の近くで行っている人が多いと思うので、安易にシェアすると生活エリアを特定される可能性があり危険です。
Appleサポート
Appleサポートはアップル公式がリリースしたアプリです。アプリ内から簡単にiPhoneやMacの修理依頼をすることができます。
Apple製品を利用している人には必携のアプリです。
関連:【郵送】MacをApple公式に修理に出す方法と費用【持ち込み】
動画、音楽系アプリ
Clipple Player
Youtube動画のキャッシュを保存してオフラインでも見られるようにするアプリ。この系統のアプリはClipboxが有名ですが、こちらの方が使いやすいと思います。動画をアプリの外に移動させるのは違法行為なので要注意。
Abema TV
Abema TVは、サイバーエージェントとテレビ朝日が運営するネットテレビ局です。完全無料でスポーツ、アニメ、オリジナルのバラエティ番組を視聴可能。
普通のテレビ同様、番組表通りにリアルタイムで視聴するのが基本(Twitter実況とも連動)で、過去の放送を視聴する場合は有料サービスに加入する必要があります。
テレ朝が関わっていることもあり素人臭いちゃちい番組が少なく、クオリティを考えれば無料なのが不思議なくらいです。釣り、麻雀などネットらしいマニア向けの番組も充実。
TVer
TVerは、民法テレビ局が違法アップロード対策として運営を始めたテレビ番組の見逃し配信サービスです。権利の問題ですべてのテレビ番組が見られるわけではありませんが、ドラマ、バラエティ、アニメなど様々なジャンルの番組を無料で視聴できるので暇つぶし用にピッタリ。
Video & TV SideView
Video and TV SideViewは、Sonyのnasneやブルーレイレコーダーと組み合わせることで、スマホでテレビ番組のリアルタイム視聴、録画番組の視聴、さらには録画予約ができるアプリ。
インターネット回線さえあればどこでも自宅のテレビが見られる上、録画番組はスマホやタブレットに保存してオフラインで見ることも可能。通勤、通学時間が長い人は、移動時間に録画したお気に入り番組を消化していくことができます。
旅行や出張先でも自宅と同じテレビ欄で番組を見ることができるのも嬉しい。
公式Link:対応機器 – Video & TV Side View
Google Play Music
Google Play Musicでは、定額制の聴き放題サービスに加え、今まで溜め込んできたmp3ファイルをクラウドにアップロードしてどこからでも再生することができるロッカー機能があります。
一度ライブラリをアップロードしてしまえば、iPhone、android、mac、windowsなどあらゆる端末から自由に音楽を再生できます。スマホにアルバムをダウンロードしておけばオフラインでも再生可能なので、標準のミュージックプレイヤーと同じ感覚で使えるのもポイント。
appleもiTunes Matchという似たようなサービスを提供していますが、Googleとは違い有料なのでやはりGoogle Play Musicの方が使いやすいです。(Google Play Musicはロッカー機能だけの利用は無料)
- 詳細
- Google Play Musicの始め方とクレカ情報を削除する方法
- Google Play Musicの公式iPhoneアプリを使ってみた!
- 【Google Play Music】ロッカー機能の長所と短所を解説
Spotify
Spotifyは上記のGoogle Play MusicやApple Music、Line Musicなどと同じ音楽ストリーミングアプリで、実はこのジャンルのサービスの先駆けですが日本に上陸したのは2016年の11月とつい最近のこと。
Spotifyはシャッフル再生+広告付ならば無料で音楽が聴き放題、という点が他の音楽ストリーミングと異なるところ。
洋楽の有名どころはほとんど聴くことができる上、最近ではJ-Popのラインナップも拡充されており、ジュディマリや浜崎あゆみなどほぼ全曲聴けるアーティストも増えてきました。とりあえずダウンロードしておいて損はないミュージックアプリです。
関連:祝日本上陸!無料で音楽聴き放題「Spotify」の使い方をレビュー
Radiko
Radikoはインターネットを通じてスマホでラジオを聴くことができるアプリ。現在地で受信できるラジオ番組は無料。有料サービスに加入すると全国のラジオ番組を聴くことができます。
2016年10月11日より、過去1週間分のラジオ番組(一部の番組を除く)を無料で聴きなおすことができる「タイムフリー聴取機能」が解禁されました。
参考:radiko、過去1週間のラジオ番組をいつでも聴ける「タイムフリー聴取機能」を追加。10月11日から – engagdet
便利アプリ
MiniKeePass
オープンソースのパスワード管理サービス「KeePass」のデータベースファイルをiOSで開くことができるアプリ。暗号化されたデータベースにマスターパスワードを設定し、その中にパスワードを保存します。
Dropboxにデータベースを置くことで、iPhone、android、mac、windowsなどあらゆる端末でパスワードを共有可能。パスワード管理アプリとしては1Passwordが有名ですが、あちらは有料ですべての端末で共有するためにはかなりお金がかかるので、僕はKeepassを愛用しています。
データベースは暗号化されているので、万一Dropboxに不正アクセスされてもすぐにパスワードが流出するわけではありませんし、Dropbox側で二段階認証を設定しておけばセキュリティの問題もさほど気になりません。
今の時代、増え続けるIDやパスワードを使い回しせずに記憶しておくことは天才以外不可能なので、パスワード管理はアプリに任せるか、紙に書いて誰にも見つからないところに保管しておくかの二択しかありません。
詳細:パスワード管理はおまかせ!MiniKeePassの日本語マニュアル!
Clip and Paste
Clip and Pasteはクリップボードの履歴を通知センターに保存するアプリ。特定のテキストを登録して、いつでもコピペできるように固定しておくことも可能。関西弁のチュートリアルもかわいいです。
履歴を保存するには、コピーする度に通知センターを引っ張り出す必要があります。これはiOSがクリップボードの常時監視を認めていないからだそうで、アプリではなくiPhoneの仕様なので仕方ありません(他のクリップボードアプリでも同様の操作が必要)。
詳細:【iPhone】Clipboardの履歴はClip and Pasteで保存しよう!
Japan Connected-free WIFI
Japan Connected-free WIFIは、外国人観光客向けのフリーWIFIアプリです。外国人向けといいつ日本人でも使えます。コンビニ、東京メトロ、JRなどの無料WIFIに一つのアカウントで接続可能。NTTの子会社が運営しており、ちゃんとWIFIの運営元とも契約しているので安心して使えます。
街中のフリーWIFIはSSL通信という暗号化に対応していないものが多々あるため、フリーWIFIに接続した状態で会員サービスへのログイン、クレジットカード決済、ネットバンキングなどを利用するのは控えた方がいいでしょう。
詳細:パスワードなしで無料WI-FIを利用できるアプリが超便利!
Documents
Documentsは多機能なファイラーアプリです。中でも個人的に気に入っているのがPDFリーダーとしての機能。注釈機能もあり、クラウドドライブと相互同期もできます。
PDF Expert 5というアドオン(単体アプリとしても利用可)を入れると手書きの書き込みも可能。Apple Pencilにも対応しており、画面の大きいiPadでより力を発揮するアプリです。
My Data Manager
My Data Managerは通信量をチェックするアプリです。
- おすすめポイント
- 正確な通信量の計測
- 締め日、通信量を細かく設定
- 複数台でのシェアプランにも対応
- WIFIの通信量も計測
モバイルだけでなくWIFIの通信量も計測できます。
Speedtest.net
シンプルな通信速度計測アプリ。無料版では広告が多いですが、そんなに頻繁に使うアプリではないので特に問題はないでしょう。
Pushbullet
Pushbulletは、テキストや写真を他の端末と共有するアプリ。スマホで見ているURLをあとでパソコンやタブレットで見たい、1枚の写真をパソコンに送りたい(大量に送るならDropboxなどを使った方が早い)といったときに、Pushbulletを使うと簡単に共有できます。
送信したテキストや写真はメッセージのやりとりのように表示されるため、とても見やすいです。
iPhoneやandroidではアプリ、パソコンではブラウザのエクステンション機能として使えます。特に愛用している機器のOSがバラバラな人は重宝するでしょう。
AdFilter
AdFilterは日本製の広告ブロッカーです。日本製なので日本向けのほとんどの広告バナーを非表示にできます。URL指定のブロックは有料ですが、無料版のデフォルト設定でも十分な効果を発揮します。
有名なadblockやCystalはホワイトリスト制度(許可した広告は非表示にしない仕組み)を導入して広告ブロックとしては使いづらくなっているので、乗り換え先を探している人はAdfilterを試してみるといいでしょう。
広告ブロックを有効にするには、iPhoneの設定から「Safari」→「コンテンツブロッカー」と進みAdFilterをオンにする必要があります。
また最近では「広告ブロックをオンにしているアクセスをブロック」しているサイトも増えています。こういったサイトを表示する場合は、Safari上部の更新ボタンを長押しして「コンテンツブロッカーなしで再読込」をタップすればOKです。
IFTTT
IFTTT(イフト)は、正確にはアプリではなくWebサービスになります。特定の操作をトリガーに、ああしたらこうする、という操作を自動化できます。最近LINEにも対応し更に使いやすくなりました。
- TwitterでスターをつけたつぶやきをPocketに保存
- インスタで特定のタグをつけた写真をTwitterにも投稿
- Twitterで特定の人がつぶやいたらLINEに通知
- 指定した場所に出入りしたらLINEに通知
- 例
など
特に場所の出入りをLINEで通知できる機能は、子供の居場所のトラッキングなどに使えるので防犯対策にもなります。他の人が作成したレシピをそのまま活用させてもらうことができるので、誰でも簡単に使い始めることができますよ。
無料マンガアプリ
大手出版社のマンガアプリは毎日無料でも読める仕組み、コンテンツを用意してくれているので、マンガ好きは一通りインストールしておくといいでしょう。