マンガワンは本当に無料?仕組みやお得情報を詳しく解説します!

マンガワンの新しいアイコン

MangaONE(マンガワン)は小学館の提供する無料漫画アプリ(iOS、android双方に対応)です。

裏サンデーの連載作品から過去の名作の一気読みまで幅広いラインナップがありますが、仕組みがなかなか複雑なのでオトクな使い方とあわせて解説します。

MangaONEの仕組み

無料ライフ(無料時間)で漫画が読める

MangaONEでは、ライフと呼ばれるパラメータ1つにつき漫画1話を読むことができます。無料ライフは毎日朝と夜の9時に4まで回復するので、一日に最大8話読むことができます

androidの場合はライフの代わりに時間制が採用されていて、1日につき20分無料(朝10分、夜10分)で読むことが可能です。

4まで回復、というのがミソで、全く読まずに放置していても無料ライフは4のままです。1日にもっとたくさんのマンガを読みたい場合は、後述のチケット(またはSPライフ)を入手する必要があります。

mangaone マイページ

ライフを使って読んだ漫画は、24時間以内なら何回でも読み返すことが可能です。

不具合でアプリが強制終了した場合などはライフなしで再開することができるので、その点は心配いりません。

2020/1/25まで!新連載作品の1話を読むとSPライフがもらえる

年末年始のキャンペーンとして、新連載の第一話(ライフ不要)を読むと1SPライフがもらえるキャンペーンを実施中。10作品あるので10SPライフがゲットできます。

マンガワンで読める作品

マンガワンでは、

の2通りのラインナップがあります。前者は現在も連載中の作品で、基本的にいつでも無料で読むことが可能。最近では手塚治虫の作品もリバイバル連載がスタートしてマンガワンアプリで楽しめます。

後者の全巻イッキ読みは期間限定で公開されます。

全巻イッキ読み作品がマンガワンの大きな魅力で、過去には

などサンデーを代表する超人気の名作が公開されています。こういった人気作品の期間限定公開は、年末年始やコナン映画の上映前などに行われることが多いです。

からくりサーカス

2020年10月の全巻イッキ読み

カラー縦読みマンガ

2017年6月より、以前マンガワンで連載されていた作品のカラー+スマホに最適化された縦スクロールで読むプレミアムコンテンツが追加されました。

カラー縦読みはライフ(時間)ではなくチケットが必要なので、実質有料のコンテンツになります

無料で全巻イッキ読みは不可能?

冒頭で紹介したとおり、マンガワンアプリで無料で読むことができるのは1日最大8話(androidは20分間)しかありません。全巻イッキ読み作品を読む際にもライフ(時間)は必要になるため、期間限定で公開された長編作品を無料で読むには普段からSPライフやチケットを貯めておく必要があります。

完全無料の長編作品が追加

2017年12月1日のアップデートにより、完全無料かつ期間の制限がなしに読めるコンテンツが追加。

1話を読むと0時に次の話が追加されていくので、毎日1話ずつ読み進めていくことができます。もちろん漫画を読む際にはライフや時間が必要になります。

イッキ読みに備えてマンガワンのチケット、SPライフを貯める

マンガワンのチケット、SPライフ

マンガワンでは無料ライフとは別にチケットとSPライフというものがあり、こちらを使っても漫画を1話ずつ読むことが出来ます。

チケットはお金を払って購入する(支払いはiTunes、Google Play経由なので、クレジットカードまたはギフトカードを利用)か、たまに行われるキャンペーンなどで配布されます。

SPライフはチケットを購入するとおまけで貰える他、キャンペーン中に指定のアプリをダウンロードしたり、提携サービスの無料会員登録などをすると貰えることがあります。いずれにせよ、勝手に課金されることはありません。

SPライフとチケットは無料ライフと違い貯めておくことが可能。漫画以外にも「ちょい足し」というおまけを読むのにも利用できるため、無料ライフよりも使える範囲が広いです。

漫画を読む際には、無料のライフ→SPライフ→チケット、という順で消費されます。いつでも読める連載作品は無料ライフを使って8話ずつ読みすすめていき、SPライフとチケットは使うのをグッと堪えてイッキ読みの際にまとめて使うようにするといいでしょう。

チケットは初回ボーナスがある

マンガワンアプリの初回ダウンロード時には、チケット100枚のボーナス(androidの場合は3時間無料で読めるボーナス)がついています。

このボーナスはappleやgoogleのアカウントごとではなく端末ごとなので、例えばiPhoneとiPadを持っていればそれぞれ100チケットもらえます。

以前使っていたスマホなどをまだ持っているなら、そちらで100チケットもらうこともできるはず。

毎日おみくじを引いてSPライフを貯める→この機能は廃止されました

デイリーボーナスでSPライフがもらえる

アプリのアップデートにより、無料でSPライフがもらえるおみくじ機能が廃止されてしまいました。

そのかわりに、1日1回広告動画を最後まで視聴するとSPライフがもらえる「デイリーボーナス」機能が追加。

マンガワンのデイリーボーナス

このデイリーボーナスは、アプリを開いて漫画を読んだりしていると表示されます。

マンガワンのチケットの値段

どうしても期間限定作品を読みきれない、という場合は最終手段としてチケットを購入するという手もあります。チケットを買うとおまけでSPライフも貰えます。

チケットの枚数おまけのSPライフ値段
6枚0120円
24枚2480円
42枚5840円
100枚152000円
190枚303800円
250枚455000円
490枚909800円

まとめて購入するとおまけのSPライフもたくさん貰えるためお得になります。

マンガワンの通信量は?

マンガワンの通信量を「my data manager」という通信量チェッカーで計測してみました。サンプルは「Major」です。

my data managerで通信量を計測

通常モードでは1話で6MB。

低画質モードの通信量を計測

設定から低画質モードをオンにすると、1話で3MB。作品によりページ数が異なるのであくまでも参考値になりますが、思ったより多いなあという印象です。無料ライフ8話分×3MB×30日(1ヶ月)で、だいたい2GB必要になります。WIFIをうまく活用したいところですね。

Mangaoneをアンインストールして再ダウンロードしたらライフは復活する?

一度アプリをアンインストールしてダウンロードしなおせば初回ボーナスを使って無限に漫画が読めるのでは?、と考えた方もいるかもしれませんが、それはちゃんと対策がされているので無意味です。

それどころか、アプリをアンインストールするとすべてのチケットやSPライフが失われます。今後もマンガワンを使い続けるのであれば、安易にアンインストールしないようにしましょう。

機種変更時などデータの引き継ぎ方法

機種変更をする際はデータの引き継ぎ処理が必要です。マンガワンの「設定」→「その他」→「データ引き継ぎ」と選択します。

マンガワンのデータを引継ぎ

メールアドレスを入力すると引継ぎコードが発行されるので、これを新しい機種のマンガワンアプリに入力します。コード入力画面はコード発行画面と同じところにあります。

引き継ぎを行うと、ボーナスとしてSPライフがもらえることもあります。

iOSからAndroid、AndroidからiOSへの引き継ぎはできませんが、その場合でも上記の100チケットプレゼントがあるのであまり問題はないでしょう。

ここがダメだよMangaONE

最後にMangaONEの不満点を。

アプリの安定性

利用中にアプリが落ちることがあります。先に述べたとおり、ライフ使用中の漫画は再開後もそのまま読ませてくれるのでそこまで大きな問題はないんですが…

次の話に進む際の挙動なども、ややスムーズさに欠ける印象です。

パソコンでは基本的に閲覧できない

マンガワンは今のところPCでの閲覧には対応していませんが、裏サンデーで連載中の作品はブラウザ上で読むことも出来ます。

androidエミュレータを使うとPC上でマンガワンが読めるという話もありますが、小学館が想定した閲覧方法ではないので自己責任となります。

たまに繋がらなくなる

不具合なのかメンテナンスなのかわかりませんが、月に一回くらいの頻度で数時間漫画が読めなくなるときがあります。2015年の年末にはバグによりiPadでの利用ができなくなり、お詫びとして年始にチケットが配布されるという出来事もありました。

ライフがあるのに漫画が読めない場合はサーバー側の問題の可能性が高いので、しばらく時間をおいてから再度アプリを開いてみてください。

見開き表示ができない

僕はiPadでもマンガワンを利用しているのですが、今のところ横画面ではうまく表示できません。アプリを起動中に画面を傾けても横画面になりません。

マンガワンだけじゃない!おすすめの無料漫画アプリ

大手出版社のマンガアプリは毎日無料でも読める仕組み、コンテンツを用意してくれているので、マンガ好きは一通りインストールしておくといいでしょう。