スマホやタブレットのデータ通信量を計測できる無料アプリ「My Data Manager」について詳しく紹介します。
現在、各キャリアや格安simではそれぞれ毎月のデータ通信量を表示できるアプリが用意されています。
しかし、My Data Managerはモバイルだけではなく「WIFIの通信量」も計測できる上、細かいアラーム設定なども可能なのでぜひチェックしておきたいアプリです。
iOS、android双方に対応。
My Data Managerでできること
正確なデータ通信量の計測
My Data Managerはほぼ正確に利用したデータ通信量の計測ができます。
データ通信量を更新する締め日も選ぶことができ、自動で残りの通信量を計算してくれます。
複数台、家族のシェアプランにも対応しています。
WIFIの通信量だけを別に計測
My Data Managerをインストールしておけば、WIFIの通信量も個別にカウントしてくれます。
スマホだけでなく、WIFIモデルのタブレットでも活用できます。
カスタムアラームの設定
データ通信量を使いすぎたときのためのアラーム通知も独自で設定できます。
月ごと、日ごとなど細かくカスタマイズ可能。
インストールしたらVPN設定を削除しておく
My Data ManagerのVPNはアプリのアップデートによりセキュリティ機能に名前が変わりましたが、相変わらずオフのまま利用することを推奨しておきます。
インストール時には一時的にVPNをオンにする必要がある
My Data Managerは非常に便利な無料アプリなのですが、最近のアップデートでインストール時にVPNをONにしないとアプリが利用できなくなってしまいました。
一度アプリを使い始めた後はVPN設定を削除しても大丈夫なので、アプリを使い始める方法とVPNの削除手順を紹介(iOSの場合)します。
まずアプリを起動すると匿名のデータ収集を依頼されるので、「希望しません」を選択します。
「VPNを有効」にしないとアプリの利用が開始できないので、一時的にオンにします。
「Allow」をタップしてVPNをインストールします。
アプリが利用できるようになったら、「iOSの設定」→「一般」→「VPN」と進み、My data managerのVPNを削除します。
VPNを削除しても、データ通信の計測は問題なく行われます※。
※ VPNをオフにすると「アプリトラッカー(アプリごとの通信量を計測)」は利用できなくなります。
またMy Data Managerは「位置情報の利用を許可」すると「どこで通信したか?」もマップ上に記録することができます。
この機能もいらないのであれば、同じく「設定」→「プライバシー」→「位置情報」からMy Data Managerの位置情報を「常に不許可」にしておくといいでしょう。
My Data Managerの開発元
My Data Managerアプリはカナダにある「Mobidia」という会社が開発しています。
Mobidia社は現在「アップアニー」というアメリカの会社の子会社となっています。
アップアニー社はBtoB企業なので耳慣れない人も多いと思いますが、スマホアプリのデータ分析市場でトップを走るその筋では超有名な企業です。
よってこのVPNの提供元自体は怪しい会社ではないので、もし町中の無料WIFIなどに繋ぐときにセキュリティを高めたいのであれば、設定を削除せずに利用し続けてもいいでしょう。
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