WordPressでブログを始める前にやるべき最重要設定とは?

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これからWordpressでブログを始める人が絶対にやっておくべきなのが「独自SSL」の導入です。サイト開設当初にやっておかないと非常に面倒なことになるので、ぜひブログを始める前に知っておいてください。

独自SSL化(常時SSL化)とは?

SSLというのは「Secure Socket Layer」の頭文字をとったもので、端的に言えば、通信を暗号化して外部からの傍受を防ぐ仕組みです。

通販サイトの決済ページなどでは導入が推奨されており、SSL通信に対応していればブラウザのURLに鍵マークが表示されます(ブラウザによって表示は変わります)。

amazonのログインページ

このブログも先日SSLに対応したので、ブラウザのURL↑をチェックしてみてください。

独自SSLを導入するべき理由

Googleが検索ランキングの順位付けに利用している

Googleは独自SSL化されているサイトを高評価すると公式に発表しています。Webサイトを運営する上でGoogle先生のガイドラインは絶対に無視できないので、これが一番重要なポイントです。

独自SSL化されていると検索からのアクセスが(少しだけ)集まりやすい

僕は実際に開設当初から独自SSLを導入したブログ(このブログとは別)を運営していますが、独自SSL化の効果は間違いなくあると感じます。

新規のドメインでもすぐにGoogleのクローラーが回ってきて記事をインデックスしてくれるので、開設したばかりのブログにも検索経由のアクセスが期待できます。僕のブログでは1記事しか書いていない段階でオーガニック検索からのアクセスが確認できました。

SSL化していないこのブログに検索経由のアクセスがくるまでは開設から1ヶ月ほどかかったことを思い出すと、明らかな違いを感じます。

上位表示に関して効果があるかは分かりませんが、新規のドメインで始めたブログに関しては、独自SSLを導入しているかどうかで初期のアクセス数に確実に差がでると思います。

後から独自SSLを導入するのは大変

独自SSLを導入すると、サイトのURLの冒頭が「http」から「https」に変わります。このURLの変更に伴い、サイト内の画像やリンクの貼り直しなど様々な作業が必要になります。SNSでのシェア数などももちろんリセットされてしまいます。

このブログもやっとSSL化を完了することが出来ましたが、やらなくてはいけないことが多く本当に面倒でした。サイト開設当初から独自SSLを導入できるのは、これからブログを始める人の特権といえるでしょう。

大手のASPもSSLに対応

今まで独自SSLを導入する際に障害になっていたのが、大手のアフィリエイトサービスプロバイダ(ASP)がSSLに非対応だったことでした。SSLを導入しているページにSSL非対応のリンクが存在すると混在コンテンツとみなされブラウザで警告がでてしまうので、アフィリエイトリンクを貼ってあるWebサイトではSSL化ができなかったわけです。

ところが2016年の7月にA8、バリューコマースといった大手のASPが続々と独自SSLに対応したため、アフィリエイトサイトでも満を持してSSLを導入できるようになったのです。

将来的に独自SSL化は避けられない

Googleが独自SSL化を推奨しているのもひとえにユーザーの安全のためであり、AppleもSSL非対応のiOSアプリを締め出していく方針を発表しています。

httpのサイトが今すぐにダメになることはありませんが、将来的に独自SSL化は避けられない流れであることは間違いないので、これからWEBサイトを開設するなら導入しておくにこしたことはありません。

独自SSLの導入方法

Webサイトを独自SSL化するには、SSL証明書が必要です。Wordpressを運営する場合は、レンタルサーバー会社にお金を払ってSSL証明書を購入するのが一般的です。

新進気鋭のレンタルサーバー「MixHost」はSSL証明書が無料

このブログでも利用している「MixHost」というレンタルサーバーでは、COMODO社の独自SSLが無料で利用できます。しかも独自SSLに対応すると自動でHTTP/2通信に切り替わるため、Webサイトの高速化も可能。

MixHostは初期費用が無料で月額480円から利用可能なので、気軽に利用を開始できます。MixHostは定番のエックスサーバーにも対抗できるポテンシャルを秘めた新時代のレンタルサーバーなので、これからWordpressを始める人やWebサイトのSSL対応を行う人にはおすすめです。

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