MacをApple公式のリサイクルセンターに引き取ってもらい、処分してもらう方法を紹介します。
Macは多少古くてもそれなりの値段で売却できるのであまり廃棄処分する人はいないと思いますが、手順を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
AppleのリサイクルセンターにMacを引き取ってもらう手順
Appleに引き取ってもらえるもの
- iMac、Macbookなどの本体
- 付属していたキーボードやマウス、電源コード
本体以外は付属品のみ回収してもらえます。
中箱や説明書、別で購入した外付HDD、プリンタなどは対象外になります。
Macの「PCリサイクルマークシール」があれば無料
2003年の10月1日以降に発売されたMacには「PCリサイクルマークシール」が必ず同封されています。
このシールを保存してあれば、引取、処分は完全無料で行ってもらえます。
シールには番号が振られており、同封品とセットでしか利用できないので、他の製品に添付されていたリサイクルシールを流用することはできません。
もしこのシールを紛失してしまった場合、処理費用が3000~4000円(税抜)ほど必要(クレジットカード、またはコンビニの伝票払い)になります。
Macの買取業者は程度にもよりますが故障品でも値段をつけてくれることがあるので、もしシールを紛失した場合は業者への売却も検討してみるといいでしょう。
故障品の買取も対応:箱に詰めてお家で待つだけ!Macを高く売るならMac買取ネット
データの処理は自己責任
PCの廃棄にあたり、HDDやSSDに保管されているデータの削除は自己責任で行っておく必要があります。
ビックカメラ、ソフマップの一部店舗では、目の前でHDDを物理的に粉砕してくれる有料のサービスがあるので、心配性な人は念には念を入れてこちらを頼るといいでしょう。
もちろん工具を持っているならドリルなどで複数の穴を開けてしまえばOK。
Macbookなどに搭載されているSSDは物理的に破壊することが困難なので、データを消去した上で暗号化して処分するのが吉。
参考:SSDのデータを完全に削除し、安全に処分する方法 – Zinsoku
梱包は自分で行う
処分するMacの梱包は自分で行わなければなりません。
といってもリサイクルセンター引取品はすべて廃棄処分となるので、箱の中で固定する必要はありません。Macを収納できる大きいダンボール箱さえあればOK。
上記の「PCリサイクルマークシール」をMacの目立つ場所に貼り付けて梱包すれば準備完了ですが、この番号はあとで申し込みの際に入力しなければいけないので覚えておきましょう。
Apple製品の外箱は売却時の査定にも影響しますし、引っ越しするときにも便利なので、邪魔ではありますが商品を手放すまでは綺麗に保管しておくことを勧めます。
箱を保管しておけば、リサイクルシールの紛失も防げます。
余談ですが、AppleはMacの引取修理の際は梱包もやってくれるので自分で箱を用意する必要はありません。
関連:【郵送】MacをApple公式に修理に出す方法と費用【持ち込み】
ネットからリサイクルセンターに申し込む
処分するMacの準備が整ったらAppleリサイクルセンターに引取を依頼します。
ネットから簡単に申し込むことが可能↓。もちろん電話でもOK。
公式Link:Appleリサイクルセンターに申し込む
個人情報の他に、上記の「リサイクルシールの番号」の入力が必要です。
ゆうパックの伝票が届く
申込みを完了すると、数日後に「ゆうパックの伝票」が郵送されてきます。
リサイクルシールがなく、処分費用をコンビニ払いにした場合は支払伝票も送られてきます。
この伝票に記載された郵便局の事業所に電話をかけ、引取日時を伝えます。
あとは伝票を箱に貼り付け、郵便局のスタッフが引取に来てくれるのを待つだけでOKです。
「リサイクルシール」さえ保存してあれば(梱包以外)すべて無料、かつ大半の手続きはネットで完結できるので非常にスムーズでした。
ただしどうしても売却ではなく廃棄したい、という人以外は普通にMac専門の買取業者などに売却してしまうのがおすすめです。
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