色々と不安続きの中いよいよ開幕した2016年リオオリンピック。五輪の熱い感想や詳しい解説などをSNSにシェアしたい、ブログに書きたい、と準備しているスポーツファンも多いと思います。リオ五輪の熱狂を伝える上で写真は欠かせない要素ですが、テレビのキャプチャーなどを利用するのは著作権的に問題があります。
そこで、合法的にリオ五輪の写真の画像を使いたい人は「ゲッティイメージズ」の埋め込み機能を利用することをおすすめします。こちらのサービスを使えば、規約に則る限り無料でプロの撮影した写真をSNSや自分のブログに掲載することができます。
もちろん個人的に写真を収集したい人にもおすすめです。
ゲッティイメージズ(Getty Images)とは?
ゲッティイメージズ(Getty Images)はアメリカに本社を置く写真の代理店で、カメラマンが撮影した写真のライセンス販売を行っています。
公式Link:ゲッティイメージズ
ゲッティイメージズはIOCと公式フォトエージェンシー契約を結んでおり、会場で撮影された写真をとてつもないスピードで全世界に配信しています。
参考:ゲッティイメージズ、IOCと公式フォトエージェンシー契約を締結 – Pronews
埋め込み機能の使い方
画像を検索
ゲッティの画像を埋め込むには指定の手順を踏む必要があります。ゲッティイメージズの公式HPを開き、エディトリアルイメージにチェックをいれて検索窓にワードを入力します。
検索ワードは英語で入力したほうが精度が高いです。日本人の名前ならローマ字表記で検索しましょう。リオ五輪の関連写真であれば、「英語の競技名や選手名 olympics」で入力するのがおすすめです。
例:「kohei uchimura olympics」、「football japan nigeria olympics」など
検索結果が表示されますが、全ての画像が無料で使えるわけではありません。画像の埋め込みに対応した画像だけを表示するには、左上の「絞り込みと並び替え」を選択し、「埋め込み可能画像」をオンにします。
SNSに写真をシェア
写真を選択するとライセンス購入画面になるので、上から共有ボタンを選択しシェアしたいSNSサービスを選びます。シェアするだけならもちろん無料です。
実際にシェアしてみるとこんな感じ↓になります。
Kosuke Hagino of Japan on his way to winning the final of the Men's 400m IM on Day 1 of the Rio… https://t.co/uDccoiEP2S
— anshinmoufu03 (@yp8180ns) 2016年8月8日
埋め込みコードを取得してブログに写真を載せる
埋め込みたい写真を探してマウスをのせるとホバー効果でキャプションが表示されるので、埋め込みマーク(</>)を選択します。
このイメージを埋め込む、というウインドウが表示されるので、右上にあるコードをコピーして記事に貼り付ければ完成です。「Show caption」にチェックを入れると、画像にマウスをホバーしたときに写真の説明(英語)が表示されるようになります。
実際に貼り付けてみると、以下のようになります。コードをいじって画像のサイズを変更するのは禁止です。当たり前ですが、ダウンロードしてから自分のサーバーやTwitter、インスタにアップロードするのも違反行為です。
スライドショーも作れる
最大5枚の写真を組み合わせてスライドショーを作ることもできます。まず上と同じ手順で埋め込みボタンを選択し、左上の「Slideshow」タブを選択します。
つぎに右側からスライドショーに使いたい画像を追加していきます。デフォルトでは関連性の高い画像が表示されますが、先に紹介した手順同様に検索で全く違うカテゴリの写真を探すこともできます。
写真を選んだら左下のコードをコピーして貼り付ければ完成です。サンプルは以下のとおり。
利用規約を守る
ゲッティの無料埋め込み機能は「非営利の報道目的」に限り利用可能となっています。例えば、競泳選手の写真を使ってその選手の自伝本を宣伝する、愛用しているサプリを勧める、ファンクラブなどに勧誘する、水泳教室を紹介する、といった記述はNG。
アドセンスはどうか?
これについてはすでに問い合わせた方がいらっしゃいました。
参考:ゲッティイメージズの画像埋め込みはアドセンスを貼ったサイトで使えるの? – WEBSEEYA
詳しくは上の参考記事を読んで欲しいのですが、広告やアフィリエイトリンクがあるから一律にダメ、ということではないようです。
アドセンスを外すかどうかは自己判断でどうぞ。
まとめ
このように、ゲッティイメージズのサービスを利用すればプロの撮影した美しい写真を簡単に掲載することができます。オリンピックの感想や解説を書いてみたいスポーツフリークの方はぜひ活用してみてはどうでしょう?
もちろん個人でイケメン、美女アスリートの写真を収集したい、といった人にもおすすめです。