【2019学割】子供用のスマホを買う前に知っておきたい携帯料金のしくみ

iPhone Xsのゴールドモデル、iPhone XRのブルーモデルが黒い背景の上に表示されています

中高生の子供にはじめてスマホを買い与える親御さんが知っておかなければならない携帯料金の仕組み、また学割を含めたおすすめの料金プランを紹介、解説します。

各社とも、学割の受付は2019年5月31日までとなっています。

使った分だけ課金されるプランに要注意!

現在、ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアでは、

が主流となっています。

子供にスマホをもたせる場合、後者の「使った分だけ課金されるプラン」は絶対に選んではいけません

まず、各社のデータプランの料金(基本料、機種代は別)を比較してみましょう(この記事で紹介する料金はすべて税込です)。

ドコモのデータプラン
〜1GB〜3GB〜5GB〜20GB
ベーシックパック3132432054007560
ウルトラデータパック(定額)6480
auのデータプラン
〜1GB〜2GB〜3GB〜5GB〜20GB
ピタットプラン18362916399650766156
フラットプラン(定額)5097
ソフトバンクのデータプラン
〜1GB〜2GB〜4GB〜50GB
ミニモンスター2678483864587538
ウルトラギガモンスター+(定額)6458

「使った分だけ課金されるプラン」は、一昔前のガラケー時代とは違いちゃんと上限が定められています。

したがって使いすぎたとしても青天井に課金されることはなく、いわゆる「パケ死」となることはありません。

しかし、今どきの中高生が自制してスマホの通信量をコントロールすることはまず不可能なので、これらのプランで契約してしまうと毎月の携帯料金は間違いなく上限額(20GB、または50GB分の料金)に張り付きます

加えて、上記の表の通り、「使った分だけ課金されるプラン」でたった5GB以上(ソフトバンクは4GB以上)利用しただけで、大容量の定額プランの料金より1000円以上請求額が高くなってしまうのです。

データ通信量の少ない「定額プラン」の新規契約ができるのはauのみ

大容量の定額プラン(20GBなど)を利用する場合、機種代などを含めると毎月の携帯料金は1万円程度とかなり高額になります。

中高生の子供にそこまで贅沢なプランを使わせるわけにはいかない、というのが一般的な家庭の事情だと思います。

しかし、ドコモとソフトバンクは、データ通信量の少ない定額プランの新規契約が終了しているため、高額な大容量プランか、あるいは上記の「使った分だけ課金されるプラン」の選択しかできません。

以下では、中高生の子供の携帯料金を少しでも安く抑えるためのおすすめプランを紹介します。

中高生にもたせるスマホにおすすめのプラン

最近の中高生はiPhoneを欲しがる子が多いと思うので、この記事では例として「iPhone XRの128GBモデル」を購入すると仮定して料金を計算します。

おすすめプラン1:auの「LTEプラン + LTEフラット」

オレンジの背景に白い文字でauと書いてあります

上記の通り、auは3キャリアで唯一「小容量のデータ定額プラン」の新規契約が可能。

LTEプラン + LTEフラット」は、いわゆる「7GB制限」と言われていた頃の古いプランですが、auは現在でもこのプランで契約ができます。

「LTEプラン + LTEフラット」はauの学割の対象外なのですが、実は学割を適用した新プランより安く利用できます。

auの定額学割プランである「フラット学割5」と「LTEプラン + LTEフラット」の料金を比較してみましょう。

フラット学割5(5GB)LTEプラン(7GB)
基本料10581008
ネット接続料324
データプラン40176156
iPhone XR(24分割)4370
毎月割0▲3110
合計97698748
2年間の合計234456208852

通信料金だけを考えると「フラット学割5」の方が安いのですが、これらのプランは毎月割(機種代の割引)がつかないため、スマホの本体代を合わせると「LTEプラン + LTEフラット」の方がお得。

「フラット学割5」では、さらに学割として3か月の間 2181円引き、さらに1年間スマホ応援割で 1080円引きになります。

しかし、これらの割引を考慮しても、2年間の総額は

234456
学割▲2181×3
スマホ応援割▲1080×12
2年間の合計214953

となります。

つまり、学割やスマホ応援割を考慮しても、「LTEプラン + LTEフラット」の方が機種代を含めた2年間の合計額は安く、しかも利用できるデータ通信量も2GB多くなります

中高生に持たせるスマホの料金プランとしては、まずauの「LTEプラン + LTEフラット」を検討してみるのがおすすめです。

おすすめプラン2:ドコモの家族シェアプラン

赤い背景に白い文字でdocomoと書いてあります

家庭内にドコモのスマホユーザーがいる場合、ドコモの家族プランで子供と通信量をシェアするのがおすすめです。

というのも、ドコモのシェアプランでは、一人ひとりの通信量に上限を設定できるため、子供に使わせる通信量を制限することができるからです※。

料金も家族が個別に契約するよりも、シェアプランを利用したほうが安くなります。

例:親子で5GBずつ分け合う場合
docomo2人合わせた合計
基本料1058
ネット接続料324
データプラン(10GB)97200
シェアオプション0540
iPhone XR(24分割)4374
月々サポート▲2457
学割(1年間)0▲1620
1年目の月額11102221913321
2年目以降の月額11102386914971

ベーシックシェアパックは「使った分だけ課金されるプラン」ですが、シェアの場合は個別に通信量の上限を設定できるため、実質定額プランと同じように利用できます

上記の例は親子2人分ですが、もちろん「夫婦 + 子供2人」など大人数でもシェアプランを組むことが可能。シェアプランでは、参加人数が増えたほうがよりお得になります。

ちなみに、ドコモは2018年9月から公式のオンラインショップで契約をすると、新規、機種変、MNPすべての手数料(2000〜3000円)が無料、さらに5月30日までにオンラインで指定の機種(最新のiPhoneやPixelもすべて対象)を購入すると5184円割引キャンペーン中なので、オンラインショップで契約をした方がお得です。

オンラインショップで購入して近所のキャリアショップで受け取ることも可能。

ドコモはオンラインで購入してもネットから「利用者登録」という設定を行うことで学割を適用できる(au、ソフトバンクの未成年は店頭で直接手続きが必要)ので、ぜひオンラインショップを活用しましょう。

おすすめプラン3:simフリー + 格安sim

3大キャリアではなく、Apple Storeで購入したsimフリーモデルと格安simの組み合わせの料金も見てみましょう。

例として、大手の格安sim「LINEモバイルのコミュニケーションフリープラン」+「Apple Storeで購入したiPhone XR(128GB)のsimフリーモデル」で計算してみます。

5GB7GB参考:au(7GB)
通信料239731107488
iPhone XR(24分割)408640861260(割引込の実質額)
合計647771968748

最新機種を利用する場合、どうしても機種代の分が高くなってしまいますが、それでもおすすめ1で挙げた「auのLTEプラン+LTEフラット(7GB)」の 8748円/月 よりも1000円以上安くなります。

ドコモで家族プランを組めない、または1円でも維持費を抑えたい、という人はsimフリー + 格安simも検討してみるといいでしょう。

まとめ

ソフトバンクの新規契約は、2019年1月現在、実質2GBか50GBのプランしか選択肢がなく、また子供のデータ通信量を制限する手立てがないため(※)、学割を考慮してもかなり維持費が高くなってしまいます。

バイト代で携帯料金を払っている大学生、または50GBの通信量を子供に使わせてあげる、というお金持ち家庭でもない限り子供用のスマホとしては不向きです。

冒頭に紹介したとおり、「使った分だけ課金されるプラン」で子供にスマホを利用させると毎月の携帯料金が想像以上に高額になる可能性があるので、それらのプランは絶対避けるようにしましょう。

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