うどん県こと香川にある有名なうどん店 わら家 に行ってきました。わら家は源平の合戦で有名な高松市 屋島にあります。
有名店だけあって、逆に香川のうどん好きを自称する方々の口からは絶対名前の挙がらないお店です。僕の知人で屋島生まれの人もわら家はイマイチだといいます。
値段は観光地価格で普通のうどん屋よりは割高(といっても都会のうどん店よりははるかに安い)なのは間違いありません。ですが、ここのうどんは讃岐うどんのベンチマークといっても良い味なので、うどんの食べ比べをするならぜひ立ち寄っておきたいところです。
公式Link:ざいごうどん 本家 わら家
TEL:087-843-3115(団体以外は予約不可)
営業時間:10:00~18:30(夏季は19:00)
定休日:無休
風情のある店構え
琴電の踏切を渡り、屋島の坂を登っていったところにわら家はあります。琴電屋島駅からも歩いてくることができますが、ほとんどのお客さんは車で来ています。駐車場は広いです。
駐車場から石階段を降りていったところに入り口があります。昔は駐車場の方まで行列が伸びている日も珍しくなかったのですが、最近は比較的落ち着いているようです。雰囲気のある水車は昔から変わらずに動いていました。
車で上ってくる道の脇からも店の前に出られるので、車椅子やベビーカーなど階段が使えない方はそちらから入ることもできます。
入口の脇にメニューがあり、先に食券を買うシステムです。
店内は薄暗く、渋い木製のテーブルと椅子があります。窓際にはもみじが植えてあり、紅葉シーズンには綺麗な赤色を眺めながら食べられます。
わら家のうどんをいただく
こちらは釜揚げの中ジャンボ(700円)。この日は夏の暑い日だったのですが、香川のうどんの食べ方だとやっぱり釜揚げ(暖かいダシにつけて食べる)が一番好きなんですよね。
釜揚げうどん 特大、家族うどんを注文すると木製のタライにうどんが盛られて運ばれてきます。これがこのわら家で一番有名なメニューになります。大人数で行くならこのタライをみんなでつつくのがイチオシです。
水、お茶、だしを入れる器は全てセルフで持ってくる必要があります。秘伝のダシを徳利から注ぐのは少しコツが入ります。頼めば店員さんがやってくれますよ。
ネギ、しょうがは大漁に置いておいてくれるので、好みに応じて自由に追加できます。時期によってはおろし金と一緒にしょうがをそのまま出してくれることもあります。
さぬきうどんの特徴はなんといってもコシのある麺ですね。市販のうどんが馬鹿らしくなるくらい違いがある気がします。わら家のダシも僕好みなので、高松に行った時は何だかんだ食べに行きたくなってしまいます。出汁は日によって味にムラがあり、ちょっと薄いかも、と感じるハズレの日もあります。
もう一軒お気に入りのうどん家があるのですが、そちらはまた機会があればご紹介します。20150929↓記事を書きました。
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わら家のメニュー
喫茶店 異人館
わら家で昼食を済ませたあとは、駐車場に併設されている喫茶店 異人館でお茶を頂きました。
不思議の国のアリスで見たような、とても凝った作りの洋館なので、ぜひわら家に行った時には立ち寄ってみてほしいです。もちろん紅茶やコーヒーもおいしいですよ。
まとめ
香川県のうどん屋だと300円で2人前(2玉)食べられるお店は一杯あるので、わら家が割高なのは間違いありません。しかし味に関しては決して後悔しないクオリティのものが食べられます。香川でどこのうどん家に行くか迷ったら、とりあえずこちらへ行っておけば後悔はないです。近隣の喫茶 異人館も寄らないで帰るのがもったいない、とても濃い雰囲気のお店ですよ。