香川県の有名な温泉地 塩江温泉にあるホテル「ハイパーリゾート ヴィラ塩江」に宿泊してきました。高松駅から車で1時間ほどとはいえかなり辺鄙なところにあり年季も入っているものの、色々と工夫を凝らしているホテルでとても好印象でした。
ヴィラ塩江へのアクセス
高松から国道193号を塩江に向かって走り、「道の駅 しおのえ」の手前にある赤い橋を渡って奥の湯の方へと登っていきます。高松の中心地から50分程度。
ヴィラ塩江の良かったところ
清潔感のある施設
外観をパッと見た感じは地方の寂れたホテルのようですが、入り口やロビーはしっかり清掃されていて不潔さは感じませんでした。
室内も特に不満はなし。ドライヤー、加湿器、温水便座も完備です。
プール
夏季はプールも営業しており、朝8:00〜夕方18:00まで利用できます。プールはさほど大きくなく深さも大人の腰程度。子供をプールで遊ばせている間、大人はデッキチェアで読書やスマホいじり、といったファミリー向けの施設です。
温泉
温泉地にあるホテルですから、もちろん温泉があります。ホテルの規模に比べると若干狭い気がしましたが、夕方は空いていました。温泉内は、内湯、露天風呂、サウナ、冷水というオーソドックスな構成。内湯、露天ともに若干熱めの温度設定でした。露天は檜造りでツルツルなので滑らないよう注意が必要です。
朝は6時から入浴できるので朝風呂も可能。露天風呂からは内場ダム湖を眺めることもできます。
温泉の日帰り利用も可能
日帰りで温泉だけの利用も可能です。
時間 | 12:00~17:00(平日は19:00) |
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料金 | 500円(子200円) |
タオル | 200円 |
浴衣が選べる
浴衣の柄や帯を自由に選べます。小さい女の子がいる家族なんかだととても嬉しいサービスではないでしょうか?
愛犬の宿泊も可能
愛犬と一緒に宿泊するプランもあります。中型犬のワンコまで宿泊可能で、料金は2100円。ペットのご飯は自前で用意する必要があります。
客室ではホテルが用意した柵の外に出してはいけない決まりになっています。プールの横には広い空き地があるので、ボール遊びなどはできると思います。
食事
ヴィラ塩江は食事のプランがいくつかあって面白いです。今回は和洋のコース料理を選択しました。さほど高くないホテルであることを考えると、食事は満足感がありました。好き嫌いを予約時に伝えておけばちゃんと対応してくれますよ。
注 以下の写真は1日分ではありません。
前菜
鮮魚のカルパッチョ
ホタテと揚げなす
仔牛のグリル
そぼろご飯とお吸い物
〆のスイーツ
讃岐牛の赤ワインしゃぶしゃぶ
アルコールを飛ばした後ダシを投入するので、もちろん子供でもOK。
鯛の釜飯
サラダ、紅茶、コーヒーはセルフで飲み放題です。
プールサイドでバーベキューができるコースなんかもあり、学生の旅行でワイワイやるのも楽しいと思います。
朝食はバイキングでした。ビジネスホテルの朝食もおいしいですが、それより更に凝ったバイキングが楽しめましたよ。ただバイキングではトレイをおくレールのようなスペースがなく、惣菜を盛り付けるのが少し大変でした。
ヴィラ塩江のイマイチだったところ
WIFI→WIFIが導入されました
ホテル内で使えるwifiがソフトバンクしかなく、ソフトバンクユーザー以外はお金がかかってしまいます。ここはマイナス。ちなみに山奥ですが携帯の電波はちゃんと入ります。せっかく山奥に来たのだし、デジタルデトックスに励むというのもありだと思いますが。
以前はソフトバンクのwifiしかなかったのですが、現在はホテル独自のWIFIが導入されています。ただ暗号化はされていないので、wifiを通じてのクレジットカード決済やネットバンキングはあまり利用しない様にしましょう。
エレベーター
唯一の大きな不満はこれです。エレベーターが古いタイプというか、少々狭くて圧迫感のあるものだったのが残念。一機しかなく、食事時などは利用者が集中するため、待たされることが多いです。
まとめ
ヴィラ塩江のある奥の湯温泉は塩江から更に登ったところにあり、中々不便なところなのですが、様々なプランを用意していたり、Facebookページを作っていたり、かなり頑張っているな、という印象でした。広い部屋が多く、子沢山のファミリーが多かったですね。
愛犬を連れていけるペットOKのプランもありますし、機会があればまた泊まってもいいと思える、いいホテルでした。