香川県立ミュージアムで2015年8/4〜9/27まで開催されていた「近藤喜文展」に行ってきました。じっくり見てまわると2時間くらいかかるとてもボリュームのある展示で、ジブリ好きは必見ですよ。
追記 2016年5月28日から8月28日まで広島県安芸市の筆の里工房で展示されています。
香川県立ミュージアム
近藤喜文展の会場は香川県 高松市の香川県立ミュージアムです。高松駅のすぐ近くにあります。高松駅から見ると、玉藻公園の裏側になります。駐車場は25分100円。フェリー乗り場の近くにある玉藻町駐車場に車を停めて、海を眺めてから来るのもいいと思います。
公式Link:香川県立ミュージアム
とっても広々として静かな美術館です。カフェや図書スペースもあり、静かな環境で読書や勉強をしたい地元の方はぜひ日常的に通ってみたらいいと思います。
近藤喜文さんって何者?
近藤喜文さんは、スタジオ・ジブリの宮﨑駿監督、高畑勲監督から絶大な信頼を寄せられていたアニメーターです。スタジオ・ジブリ作品の原画、キャラクターデザイン、イメージ絵などを数多く制作しています。さらに名作「耳をすませば」の監督でもあります。
見どころ
「未来少年コナン」、「赤毛のアン」、「名探偵ホームズ」といった古い作品から、「火垂るの墓」、「魔女の宅急便」、「紅の豚」、「耳をすませば」といったおなじみのジブリ作品に至るまで、近藤喜文さんが手がけた非常にたくさんの絵が飾られています。
とくに近藤喜文さんが監督を務めた「耳をすませば」の展示は特に力が入っており、色々解説を読みながら見て回るとあっという間に時間が過ぎていきます。
もちろん写真撮影は禁止ですが、猫のムーンといっしょに記念撮影をするブースが設けられています。ちかくにスタッフの方がいるので、ぼっちでも写真を撮ってもらえます。
また世にでることがなかった作品のイメージ絵なども多く飾られているのですが、これはあの映画のあのシーンの元になってるんじゃないか、なんて思えるような見覚えのあるシーンがあったりと様々な発見があります。
展示スペースを出ると、ジブリグッズ売り場もあります。カオナシの貯金箱がちょっと怖かった…
「近藤喜文の仕事」という書籍は今回だけの限定販売のようです。
雑記
ジブリファンはもちろんですが、絵を書くのが好きな人や、アニメ制作に関わっている人、これからそういった世界に進もうとしている人にはとても興味深い展示会ではないでしょうか?