大迫力の峡谷と日光を望む眺望!さわらびの湯から棒ノ折山に登る!

棒ノ折山のゴルジュ

東京の奥多摩と埼玉の飯能市の境目にある標高969mの山「棒ノ折山(ぼうのおれやま)」に登ってきました。

都内からも近くアクセスが良いことに加え、日光の山々を一望できる山頂からの景色、沢沿いにあらわれる大迫力のゴルジュ、登山口にある温泉と見どころが満載。

登山を題材にしたマンガ及びアニメに登場したこともあるらしく、非常に人気が高いハイキングコースです。Googleで検索すると驚くほどたくさんの登山レポートがでてきます。

登山口 さわらびの湯(名栗湖)のアクセス

電車とバスでさわらびの湯へ行く

棒ノ折山のメインの登山口は、さわらびの湯のすぐ近くにあります。西武池袋線の「飯能駅(はんのう)」から国際興業バスに乗り換えて45分ほど。

さわらびの湯の周辺には買い物できる場所がないので、バスに乗る前に食料や飲み物を調達するのを忘れずに。

車でさわらびの湯へ行く

自家用車の場合、さわらびの湯の最寄りICは圏央道 「青梅IC」、または「日高狭山IC」になります。どちらのICからでも所要時間は40分ほどですが、青梅方面は信号の多い市街地を通ることに加え、山を超える必要があるので少々走りにくいです。

日高狭山方面からアプローチする方が道も平坦で走りやすいのは間違いありません。

棒ノ折山の駐車場

さわらびの湯には広い駐車場があるものの、登山者の長時間駐車は控えて欲しいという注意書きがあります。

さわらびの湯の駐車場

白谷沢登山口のすぐ近くに登山者用の無料駐車場があるので、そちらを利用する方がいいでしょう。この駐車場はこの記事の登山レポートの中で紹介します。

トイレはさわらびの湯の周辺と名栗湖の横の二箇所にあります。

今回歩いたコース

関東ふれあいの道のマップ

名栗湖から棒ノ折山まで1時間半。下りは岩茸石から川又バス停方面(さわらびの湯のすぐ下)へ降りて1時間10分ほど。

初心者でも4時間あれば往復できるお手軽なハイキングコースです。

名栗湖(有間ダム)から棒ノ折山へ登る

さわらびの湯から5分ほど車道を登ったところに名栗湖(有間ダム)があります。

有間ダムの石碑

名栗湖の景色

ドライブやバイクツーリングのスポットとしても有名で、朝なのにたくさんの人が訪れていました。白谷沢登山口へ行くにはこのダムを渡っていきます。

ダムを渡る

車でもダムを渡ることができ、登山口のすぐ手前に登山者用の無料駐車場があります。車で行く場合はここに車を停めるのがいいでしょう。

棒ノ折山の登山者用駐車場

登山口についたらいよいよ登り始めます。標識も多く、明るい時間帯であれば迷うことはありません。

白谷沢登山口

全体的に植林が多く、しばらくは退屈な道が続きます。

植林の続く道

30分ほど歩くと、このコースの醍醐味である沢沿いにでます。

沢の水

沢沿いを歩くコース

アクセスの良いところにこんなにも大迫力のある景色が広がっていることが驚き。ゴルジュとはフランス語で喉という意味で、登山用語では岸壁が両側から迫ってくるような峡谷のことを指すようです。

棒ノ折山のゴルジュ

棒ノ折山のゴルジュ

周辺はモミジが多く、紅葉や新緑のシーズンはものすごい綺麗な景色が拝めそうな雰囲気。

モミジに囲まれた沢沿いの道

沢沿いを離れると一度林道をまたぎ、後半のコースに入ります。

林道

木道の階段を登っていく

少し登ると目印となる「岩茸石(いわたけいし)」に到着。この岩の裏にも登山道が伸びており、帰りはそちらへ下ります。

岩茸石

岩茸石の分岐案内

山頂までは植林と雑木林の境目の道を登っていきます。登りはあまりキツイとは感じなかったのですが、帰りに下ってみると意外と傾斜があることに気づきました。

植林と雑木林の間の尾根

2つめのチェックポイントであるゴンジリ峠に到着。このコースでは満足できない上級者は、さらに岩茸石山などへ向かうこともできます。

ゴンジリ峠

歩き始めてから1時間半ほどで山頂へ到着。山頂の標識は棒ノ折山ではなく「棒ノ嶺(ぼうのれい)」になっていました。その他、「棒ノ峰」とも表記されることもあり少々ややこしい名前の山です。

棒ノ折山の山頂

棒ノ嶺と書かれた標識

山頂からの景色は圧巻で、北に日光の山々を一望できます。

日光の山々をパノラマ撮影

小休憩し下山。冒頭に書いたとおり、帰りは岩茸石から別のコースでさわらびの湯まで下ります。

植林の下山ルート

こちらの道はほぼずっと植林なので退屈ですが、登りに通った沢沿いのコースは鎖場もあり下りは少々危険な上、登ってくる登山者とバッティングするとお互いに気を使うので、さわらびの湯まで戻る人はこのルートで1周するのをおすすめします。

1時間ちょっと下ると赤い橋のある人里にたどり着きます。このすぐ上が さわらびの湯になります。

赤い橋

さわらびの湯で疲れを癒やす

さわらびの湯の外観

棒ノ折山ハイキングコースの魅力は、下山してすぐに温泉で疲れを癒やすことができるところです。

湯質はアルカリ性で、内湯、露天、サウナというオーソドックスな構成。

店内はテーブルと座敷の休憩スペースがあるものの、食堂はありません(すぐ横にうどんやさんはあります)。

さわらびの湯の休憩スペース

バイクや自転車ラックもあるので、ツーリングのついでに訪れるのもアリでしょう。

さわらびの湯の自転車ラック

まとめ

棒ノ折山は、都内からのアクセスもよくコースタイムもさほど長くない割に、見慣れないゴルジュや山頂からの眺望、下山時にすぐ入れる温泉など見どころが多く、万人におすすめできるハイキングコースです。

記事中でも触れたとおり沢沿いはモミジが多いので、新緑や紅葉シーズンがベストだと思います。