日光を代表する名峰「男体山(なんたいさん)」に登ってきました。
男体山は標高が2484mもあり、山頂からは高度感のある眺望を楽しむことができます。帰りがけに奥日光湯元温泉に立ち寄って登山終わりの疲れも癒せます。
日光 男体山 登山口のアクセス
二荒山神社の駐車場に車を停める
男体山の登山口は日光の世界遺産にも登録されている二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)になります。
二荒山神社は有名な日光東照宮(日光駅周辺)から「いろは坂」を登っていった奥日光エリアに位置しています。東北道 宇都宮ICから日光宇都宮道路へ入り1時間弱走ります。日光駅から東武バスで訪れることも可能。
公式Link:日光路線バス – 東武バス
駐車場は無料ですが登山者用と神社参拝者用の駐車場が別れているので、男体山へ登る場合は登山者用の方に停めなければなりません。
駐車場は週末の早朝でも比較的混雑しています。二荒山神社周辺は標高が高く夏場でも夜は涼しいので、前のりして車中泊するというのも選択肢の一つ。トイレもあります。
男体山のコースタイム
今回は二荒山神社と男体山山頂を往復するルートで登り3時間、下り2時間半、合計6時間弱のハイキングとなりました。
男体山は標高が高いこともあり、夏場の登山が主になります。山頂付近以外は日陰が多く、暑い季節でも非常に快適に歩くことが可能。
- 開門:午前6時
- 入山料:500円(子300円)
- 開山期間:5/5〜10/25
二荒山神社から男体山に登る
入山料を納めて登山スタート。1合目までは登山者以外の人でも歩きやすい階段が続きます。
1合目から先は笹の葉に覆われた登山道をひたすら登ります。植林がなく下の方でも自然度の高い道を歩くことが出来るのは嬉しい。
3合目から先は20分ほど車道を歩きます。男体山の登山ルートで歩きやすいのはこの区間だけで、他はほぼずっと登りが続くなかなか険しい登山になります。
車道から再び鳥居をくぐり登山道に戻ります。
中禅寺湖を眺めながら岩場を登ってきます。登りのときはそれほどキツイとは感じませんでしたが、下りに通った時にかなり傾斜があることに気づきました。
8合目の瀧尾神社まで来たら山頂まではもうすぐ。
次第に足元が岩場から砂地に変わっていき、眺望の素晴らしい開けた道にでます。
天気が良ければ中禅寺湖や戦場ヶ原、日光白根山など多様な景色が望めます。
ついに山頂に到着。休憩込みで3時間程度でした。
山頂は広く眺めもいいので、下りに備えて快適な休憩ができます。
二荒山大神像や御神剣は記念撮影に最適。
男体山と並ぶ日光の名峰「女峰山(にょほうさん)」も見えます。
登山道自体は女峰山のほうが変化に富んでおり楽しいですが、あちらは何回も小さいピークを超える必要があり帰りも登らなければいけない区間が多いので、トータルでは男体山よりきつかった印象があります。
関連:花も景色も美しい日光の名峰!霧降高原から女峰山へ登る!
山頂で小休憩の後、二荒山神社へ下山。ひたすら下るので登りよりも時間はかかりませんが、岩場は急なので足を痛めないよう注意が必要です。
男体山に登った後は奥日光湯元温泉へ
二荒山神社から車で20分ほどのところに「奥日光湯元温泉」があります。
広い無料駐車場に車を停めて、自分好みの温泉を探すといいでしょう。案内所もあります。
今回はホテル山月の日帰り入浴を利用しました。日本有数の観光地ということもあり全体的に値段は高めですが、濃厚な硫黄成分を含んだ温泉は最高の一言。
源泉は同じなので、利用する温泉自体にはあまりこだわらなくてもいいと思います。日帰り入浴は早くても12時からなので、早朝から男体山に登ると時間もちょうどいい感じ。
二荒山神社から奥日光湯元温泉までの道には有名な「竜頭の滝」、「湯滝」があるのでこちらに立ち寄ってみるのもおすすめです。
まとめ
男体山は修行の山ということもあり、ひたすら登りが続く険しい山です。登山道も単調であり山頂付近の眺望が一番の見所なので、天気が悪い日に登っても面白くないと思います。
事前に天候をよくチェックして、遠くが見渡せそうな日を狙って登頂するのがいいでしょう。