おっさんしか見てないと言われる賛否両論のお笑い番組、「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ)に出演した天才芸人 狩野英孝の語録が面白すぎたので、名言(迷言)集としてまとめておきます。
2015/12/19 第32話 A3-Iの覚醒 ゆとり芸人・狩野英孝牙を剥く
お笑いとお祓いを両立して…
千原ジュニアに神主とお笑いの二足のわらじを履くことを咎められた際の返しの一言。口に出してみるとリズムが気持ちよく、とっさにこんな表現ができるところがまさに天才的。
俺達にはもう後がないみたいなのが、正直もうこの時代ダサくないすか
上と同じく、二足のわらじでお笑いをやっていることを批判されたことに対する返答。宮迫曰く、「全員をディスりやがった」。
まぁまぁまぁまぁ…
職業コント、という題材で自分から披露したネタ(少年隊が赤ちゃんをあやすネタ)がスベった後の自己フォローの一言。さんま曰く、「ゆとり笑い」。
言い分を聞こうかなと思って
狩野のタメ口を批判するアンガールズ田中に対する返答。自分より下とみなした人間には容赦なく上から目線なのが狩野英孝の特徴。
先輩たちにいいたいのが、僕敬語が使えないんです
先輩についタメ口が出てしまう理由がこちら。本人曰く、「中学の時からそうなんです」、「あきらめてください」。一般社会では通用しない言動ですが、狩野英孝にとって芸能界は天職といえるのかもしれません。
尊敬ってなんすか?お願いしてやるもんすか?
芸人の世界は年功序列なのだから目上を敬えというアンガールズ田中に対する一言。これにはさんまも同調し、尊敬されるような芸人になれ、と田中に追い打ちをかけます。
僕らが生きれるお笑い界を頑張って築いてくれたのはありがたいですけど、それこそ僕ら次新世代がいるわけですから
従来の芸人の風習を覆し、下克上を謀る新世代芸人、それが狩野英孝。
ホトちゃんはタメ
芸歴ではなく、狩野本人の独断で格付けした結果、大先輩雨上がりのホトちゃんは狩野と同レベルの芸人のようです。タメであって下ではない、とは狩野の弁。ちなみにこの時狩野より下に格付けされたのは、ずんのやす、小島よしお、アンガールズ田中の3人。
僕がそのタメとか後輩とか言った人たちって、でもまだやっぱり人間出来てて
狩野の格付けに激怒するアンガールズ田中に対する一言。自分の無礼を笑いに変えてくれる優しい先輩を、人間が出来てる、なんて表現で評してしまう狩野英孝、流石です。
アンガールズさんがジャンガジャンガのコントやるとき間違ってセンターマイク置いちゃったんすよ
昔アンガールズの舞台の雑用を任された時の失敗談。曰く「小さなミス」。
もういいんですよ、過去の武勇伝とかは
アンガールズ田中に便乗して自分の過去の歩みを語るさんまに対する一言。たとえ芸人界のトップの人間に対しても容赦ないのが狩野英孝。ちなみにさんまと狩野は麻雀仲間だそうな。
2015/12/26 第33話 黒皮の手袋 狩野英孝衝撃のオリジナルソング
でも、みんなやっぱ尊敬してませんか、hydeさん
芸人でも、皆がラルクのhydeを尊敬しているはずだと思い込む狩野英孝。曰く、「直接お会いすれば、彼の魅力に取り憑かれる」。
本当の話です。
hydeに近づくためにDAIGOを利用したのは本当か?、という問いに対して負い目も感じずきっぱりと肯定する狩野英孝。ジュニアいわく、「ボリュームがおかしい」。
瞳奪われるだろ!
「目が散る」、を狩野英孝がhyde風に表現にするとこうなる。
無駄な時を奏でないでくれよ
同じく狩野英孝が想像するhyde風の表現。しかし結局この2つ以外は思いつかなかった模様。
僕あのー、ストリート出身で
ウケ狙いでなく真剣にストリート出身と語ることが出来るこの感覚。同時期にストリートライブを行っていた「いきものがかり」によると、当時は本当に人気があったみたいです。
学校帰り、僕よくそこで流してたんですよ
ストリート時代を振り返って一言。ストリート出身に「流し」という古い表現を自然に組み合わせるこの圧倒的センス。ちなみに狩野英孝のストリートは小田急線 新百合ヶ丘駅前です。
明日になれば全て最初からはじめよう おやすみ
ストリート時代の狩野英孝の代表曲「夕暮れ」の一節。タイトルが夕暮れなのに、一番も二番も歌詞はおやすみで〆られる不可思議な歌。さんま曰く、「寝るの早すぎ」、「漁師の歌」。普通の人ならいわゆる黒歴史ともとれそうな過去の創作物を、テレビで自信満々に披露できる狩野英孝のメンタルに感服。
歌詞の完全版はこの記事の下にのせておきました。
いや、全然全然意識してないっすから
狩野英孝がマネージャーに自身を若と呼ばせていたり、レンジローバーに乗っていることから、さんまを意識しているのでは?、というツッコミに対する一言。一般とはズレた格好良さを追求している狩野英孝ですが、車の趣味は意外と渋いんですね。
photo by Land Rover MENA
2016/1/30 第37話 赤い足の男 狩野とホリケンの芸人セレナーデ
おみくじSOLD OUT!
今回はゲストではなく、ひな壇に登場。前回お笑い向上委員会に出演したことで、正月実家のおみくじ3000枚がSOLD OUTしたそうです。とても語呂の良い、声に出して読みたい表現です。
コミックソングじゃないんで。マジな歌なんで
上で紹介した「夕暮れ」の歌詞がどう考えてもコミックソングだというさんまに対して一言。狩野曰く、「夕暮れはラブ・ソング」。
オチじゃないっすから
即興歌ネタは「おやすみ」で〆ればオチる、というさんまに足して食い気味に一言。自慢の楽曲がコミックソング扱いされることに相当不満があるようです。
今後も随時更新、追加していきます。
おまけ 狩野英孝 作詞作曲 「夕暮れ」の歌詞
現在披露されている範囲で「夕暮れ」の歌詞を書き取りました。本人曰く放送以来、CD化してくれ、という声が耐えないという迷曲です。
オレンジの太陽 街を染めて
明日(あす)になれば全て最初から始めよう おやすみ
僕たちは知らない 休むことを
暗闇の中さえ 目をあけている おやすみ