ワンルームキッチンの不便を解決!1人暮らしにオススメの調理器具 まとめ

一人暮らしで自炊を始めた人に役立つキッチン用品、調理器具を紹介します。

一人暮らし用のワンルームの場合、コンロが1つしかなかったり、収納場所が少なくキッチン用品をしまう場所が限られていたりと制限が多いため、そういった点をうまくカバーできる道具を使うのが肝要です。

1人暮らしにマストなキッチン用品

圧力鍋

1人くらしにまずオススメなのが「圧力鍋」です。

圧力鍋は、密閉して鍋の中で大きな圧をかけることにより様々な料理の調理時間を短縮できる調理器具です。

圧力鍋を使えば15分ほどで米を炊くことができ、仕上がりも高級炊飯器に負けない仕上がりになります。安物の炊飯器より味もよくエコですし、炊飯器と違って普通の鍋として使うことも可能なので無駄な場所をとりません。

圧力鍋で有名なのは、日本のメーカーであるパール金属のものです。僕も以前8年ほど使いましたが、たまにネジを締め直す程度のメンテナンスで全くトラブルなく使えました。価格もお手頃。

海外製の圧力鍋も人気があります。こちら↓は僕が現在使っているドイツのFissler (フィスラー)社の圧力鍋「ビタクイック」。

フィスラーのビタクイック

僕が今まで使ってきた圧力鍋の中では、密閉するためのロック機構が一番使いやすいです。調理後も内圧が下がるまで蓋が開けられない仕組みになっているため安全性も◯。子供のいる家庭などにはこちらの方がいいかも。

フィスラーのロック機構

もう1つ圧力鍋として有名なのは、イタリアのLagostina (ラゴスティーナ)

ラゴスティーナの圧力鍋

イタリアらしくおしゃれな見た目ですが、高価な上フタのロックも少々難しく、趣味性の高い調理器具です。

お米の冷凍用パック

一人暮らしの場合、ご飯は一度にたくさん炊いて冷凍保存がベストです。炊きたてを冷凍すれば、解凍した際にもまるで作りたてのような食感と味で食べることが可能。朝食の準備など忙しいときに時間の短縮にもなり一石二鳥です。

ラップにくるんで保存、という方法もありますが、解凍する際に中心部まで熱が通らないことがあるので、冷凍ご飯用の保存容器(真ん中が出っ張っていて熱が全体に通りやすい)を使うのがおすすめ。

シンク調理台

せまいワンルームのキッチンでは調理場がせまく、コンロを置いてしまうとまな板などを置くスペースがなくなってしまうことがありますよね。

ワンルームのキッチン

そこで、シンクの上に突っ張り棒のように台を作ることができる調理台を使うとこの問題を解決できます。ステンレス製のものは錆びないのでオススメ。

保温鍋

保温鍋シャトルシェフ

保温鍋は、特にコンロが1つしかない状況で効率よく調理をするために必携のアイテムです。

保温鍋は、その名の通り保温性の高い容器に専用の鍋をセットすることで、火を使わずに煮込むことが可能な調理器具です。

カレー、シチュー、肉じゃが、豚汁など、定番の一品を作る手間を減らすことができます。保温鍋で煮込んでいる間はコンロが空くので、1口コンロの場合でも効率よく別の一品をつくることが可能。

火を使わないので、調理を終えたら外出することもできます。時間の空いたときに料理をしておいてちょっと出かけてくる、なんてことができるので、時間を有効に使えます。

保温鍋の定番商品といえば、何と言ってもTHERMOS(サーモス)のシャトルシェフ

シャトルシェフ

実家にいるときから長年活用していますが、これがない生活は考えられません。一度使い始めたら一生お世話になるでしょう。

レンジでパスタ

レンジでパスタ

近年大流行している調理グッズがこちら。専用の容器に水とパスタをいれて電子レンジでチンするだけでパスタが茹で上がる魔法のようなアイテム。

パスタやパスタソースは安いので節約レシピの定番ですし、またパスタを茹でるのに必要な大量の水と時間を省くことができるのもポイント。

もちろん味に関しては普通に茹でた方が美味しいに決まっていますが、僕が使っている範囲では特別食感が変になったりということはないです。

勘違いしがちなのですが、フタはお湯をすてる時のためのものです。レンジでチンするときにフタをしたままにすると大変なことになる(レビューなどで文句をつけている人はおそらくこのパターン)ので注意が必要です。

あると便利なキッチン用品

銅製の生ゴミ受け

銅は表面に抗菌作用があり、シンクの生ゴミ受けを銅製のものにかえるとヌメリや細菌の繁殖を最小限に抑えることが出来ます。しかも効果も半永久的に続くというすぐれもの。

賃貸の場合は引っ越しの際に元々ついていたゴミ受けが必要になるので、取り替える場合でもなくさないようにとっておく必要があります。

重曹とクエン酸

キッチンに限らず、水回りの掃除用品として重曹とクエン酸を活用しましょう。キッチンまわりの油汚れは酸性なので、毎日といわず週に何回かアルカリ性の重曹スプレーで中和してから拭き取ればこびりつくこともなく、年末の面倒な大掃除も不要になります。

重曹を使うと白い粉末の跡が残ってしまうことがあるため、これを更に中和して綺麗にするため酸性のクエン酸スプレーとセットで使うのがおすすめ。

クエン酸はお風呂場、トイレなどアルカリ性の汚れが多い場所の掃除にも活躍しますし、冬場は加湿器の洗浄にも使えます。

重曹、クエン酸ともに安価な上長持ちするため、大容量のものを1つずつ買っておくといいでしょう。

アルコール除菌スプレー

ジェームズマーティン

キッチン周りの衛生を保つためには、アルコール除菌スプレーで細菌を退治するのが重要です。食器(木製のものは要確認)、包丁、まな板、弁当箱、シンク、食器洗い用のスポンジなど、ありとあらゆるものに吹きかけます。

アルコールはインフルエンザ、大腸菌などにも効果があるので、家中の至る所で使うことが出来ます。1本常備しておいて損はないアイテムです。

生ゴミ用の消臭袋

料理を始めると、大量にでる生ゴミの処理が大変になります。燃えるゴミは週2回しか出せないので、悪臭のする生ゴミの保管は大きな課題になります。

消臭袋 BOS(ボス)は、元々赤ちゃんのおむつ処理のために開発された消臭袋ですが、こちらを生ゴミ処理用に活用することも出来ます。

毎日使うゴミ袋にお金を払うのもどうかという気もしますが、生ゴミの匂いは保管用のポリバケツなどにも移って虫が寄ってきたりするので、こういった防臭袋で匂いを断ってしまうというのはいい選択肢です。

食費をカード払いにしてポイントを貯めよう

人間が生きていく上で永久にかかるのが食費です。家計簿をつけてみればわかりますが、一人暮らしでも毎月数万円が食費に消えていきます。

毎月必ず一定のお金がかかるわけですから、その食費でポイントを貯めないのは損だと思いませんか?最近ではクレジットカード払いが使えるスーパーも多いので、出来る限りカード払いで食材を購入するのがおすすめです。

学生でも作れる楽天カードはどこで利用しても1%のポイント還元なので、買い物用にカードをつくるならイチオシ。

現金派の人は、デビットカード(使用と同時に料金が口座から引き落とされるカード、16歳以上なら誰でも発行可能)を使うという手もあります。ほとんどのデビットカードはポイントがつきませんが、こちらも楽天JCB デビットカードならばクレジットの楽天カードと同じ1%のポイントがつきます。

食費はもちろん携帯、光熱費などの固定費用をカード払いにするだけでザクザクポイントが貯まるので、カード払いを使わないのは損ですよ。