USB-Cの入出力でPD 18W充電に対応した小型軽量のモバイルバッテリー「TNTOR 10000mAh モバイルバッテリー」を購入したのでレビューします。
最近のスマホはバッテリー持ちが急激に進化しており、あまり大容量のものを持ち運ぶ必要はないと考えてあえて小さいものを購入してみたのですが、想像以上のクオリティで満足度が高い逸品に仕上がっており非常におすすめです。
TNTORのモバイルバッテリーをレビュー
TNTOR(読み方はわからない…)は例のごとくAmazonで商品を販売している中国メーカーでところどころ日本語が怪しいのですが、Amazonの商品掲載規約(白抜きの商品画像、メーカー名を商品名の文頭にもってくるなど)も遵守しており一定の信用はできると思います。
商品パッケージは価格以上に重厚感があるつくり。
バッテリー本体の他に短いUSB Type A ー micro-USBのケーブルが一本付属しています。色はシルバーもあります。
今回TNTORのモバイルバッテリーを選んだ理由はなんといってもその小ささと軽さ。
なつかしのiPhone 5sとほぼ同じくらいのサイズで厚さは10mmほど。
重さは175gなので毎日かばんの中に放り込んでおいても気にならない軽量さです。ただ本体が小さい分、手に持った感覚では見た目より重く感じることがあります。
見た目はマット仕上げでサラサラとした肌触り。裏面には仕様やPSE、リサイクルマークがデカデカと印字されており、デザイン性はやや難あり。
TNTOR モバイルバッテリーの性能を検証
TNTORモバイルバッテリーの容量は10000mAhであり、iPhone 11 ProやGalaxy S9など新しめのスマホなら約2回分、iPhone 8など一昔前のスマホなら約3回満充電にできるだけの容量があります。iPad Proならば50%分といったところ。
端子はUSB-Type A(出力)、USB-C(入出力)、micro USB(入力)の3つ。
バッテリー本体の充電は18W(USB-C、またはmicroUSB)入力で約3時間半。ちゃんと急速充電されているときは緑のランプが点灯します。白い4つのインジケーターでバッテリーの残容量もひと目で分かります。
テスターで検証したところ、ほぼ16 〜 18Wでちゃんと急速充電されていることが確認できました(満充電が近づくと少し充電速度が落ちるのは仕様です)。
続いて肝心のスマホへの給電を検証。iPhone 11 Proなど、最近のスマホは最大18Wの入力(9V 2A または 12V 1.5A)に対応しており、約30分で50%、1時間30分で満充電が可能になります。
テスターでTNTORの数字を確認したところ、しっかり18Wで出力されており急速充電できています。ただ手で持てないほどではないものの給電中はバッテリーが結構熱くなる点は注意が必要かもしれません。
TNTORのモバイルバッテリー まとめ
今まではAnkerの20000mAhのモバイルバッテリーを愛用していたのですが、古いモデルで充電に一晩かかること、また冒頭に書いたとおり最近のスマホはバッテリー持ちがいいため大容量で重たい予備電源を持ち歩く必要性に疑問を感じていました。
そんな折にAmazonで発見してとりあえず購入してみたTNTORのモバイルバッテリーなのですが、上記の通り性能には全く問題なく、またそのサイズ感と重さは現状で他社にライバルがいない唯一無二のもので非常に気に入っています。
毎日持ち運ぶための小型軽量モバイルバッテリーとしては間違いなくおすすめできる製品です。
「TNTOR 10000mAh モバイルバッテリー(シルバーモデルもあります!)」