iPhoneを「iCloudに保存したバックアップから復元」する機会があったので、ちゃんと復元されたもの、元通りにならなかったもの、注意点などを紹介します。
同じiPhoneへの復元なので、機種変更などの場合に同様の動作をするかは未確認となるのでご注意ください。
iPhoneをiCloudバックアップから復元
LINE、写真も含め、ほとんどの内容は完璧に復元される
バックアップでまず気になるのがLINEや写真。
iCloudバックアップからの復元では、どちらも完璧にリカバリーができました。
復元されないものはApple Pay(カード、Suica)とミュージック
僕の環境で復元されなかったものは「モバイルSuicaなどApple Payのデータ」と「iTunesから取り込んだ音楽ライブラリ」の2つ。
Suicaやクレジットカードは「Walletアプリ」から簡単に復元できます。
※ 機種変更の場合は、予めモバイルSuicaを元のiPhoneからiCloudに退避させておく必要があります。
音楽ライブラリに関しても、以前と同様にパソコンと接続すれば元通りになります。
復元は一度にすべて行う必要はない
写真などが多くデータ容量が大きい場合、iCloudからの復元にはかなりの時間がかかります。
iPhoneが操作できるようになっても、バックグラウンドで復元作業は続いている場合があります。
しかしWifiが途切れた段階で復元は一時中断されるため、復元の途中でiPhoneをもって外出しなければならないなどの状況でも問題はありません。
再びWIFIに繋がった段階で残りの復元作業が始まるようになっています。
バックアップ容量はさほど大きくない
iCloudに保存されるバックアップデータは圧縮されているようで、約160GBを使用しているiPhoneでもたった26GBほどで済んでいます。
よって大半の人は月々130円のiCloudストレージ 50GBプランでも完璧なバックアップが保存できるはずです。
バックアップはiPhoneやiPadが
- 電源接続
- WIFI接続
- 画面ロック
の3点を同時に満たす時に自動で行われるため、充電中にiPhoneを触らなければ勝手に毎日のバックアップが保存されます。
もしものときの備えとして、ぜひiPhoneの「iCloudバックアップ機能」をオススメします。