【iMac 2020】メモリのオプションはぼったくり！必ず自分で増設しよう！

8月4日に「iMac 27インチ 2020」が発表されました。

インテルMacの集大成ともいえるスペックに仕上がっていますが、購入に際して絶対に失敗してはいけない「メモリのオプション」について詳しく紹介します。

iMac 2020：純正のメモリ価格はぼったくり

iMac 2020のメモリのオプション価格を見てみると、信じられない数字が並んでいます。

128GBに至ってはなんと「＋26万円」。どんなメモリを使ったらこんな価格になるのか謎です。

しかし、幸いなことにiMacは2020年モデルも後から自分で購入したメモリを追加、交換できます。

メモリは価格の変動が激しいPCパーツですが、iMacにも対応している「Samsungの32GB DDR4 2666MHz RAM」はこの記事を書いている時点で約1万9000円、「Crucialの16GB DDR4 2666MHz 」は約6000円で手に入ります。

「iMac用におすすめのメモリ(32GB × 1)：Samsung 32GB DDR4 2666MHz RAM」

「iMac用におすすめのメモリ(16GB × 1)：Crucial 16GB DDR4 2666MHz」

32GBメモリが2万円としても、自分で調達したものを換装したほうがはるかにお得です。

iMacのメモリの換装は工具も不要で誰でも簡単にできるので、絶対に純正オプションは選ばないようにしましょう。

iMacは最大128GBまでメモリを認識しますが、上記の通りメモリ容量は後から増強できるため、最初はとりあえず32GBからはじめてみるといいでしょう。

MacOSはメモリ管理が優秀であり、また近年は内蔵SSDが高速なためスワップが発生しても滅多なことではメモリが原因で遅くなることはありません。

以下の表は、海外の人気Youtubeチャンネル「Max Tech」が8コアモデルのiMac2020でメモリによる動作の違いを検証した結果の一部です。

メモリ増強の目安はアクティビティモニタの「メモリプレッシャー」でチェックできます。

重要なのは、メモリ使用量ではなく「プレッシャー」の方をみるということ。

使用量が多くても、メモリプレッシャーのグラフが黄色や赤になっていなければメモリには余裕があります。

Macの動作が重くなったとき、アクティビティモニタのメモリプレッシャーが緑のままであれば、(ほぼ)メモリが原因でスローダウンしているわけではないということになります。

最初は32GBメモリで作業してみて、様子をみながら必要に応じてメモリを買い足していくのがオススメ。

iMacはMacbookと異なり使用感を見ながらメモリを増設できる、というのが大きな強みですね。オーバースペックに無駄なコストを掛けずにすむのは助かります。

「iMac用におすすめのメモリ(32GB × 1)：Samsung 32GB DDR4 2666MHz RAM」

「iMac用におすすめのメモリ(16GB × 2)：Crucial 16GB DDR4 2666MHz」

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