上野原ICの近く! 二十六夜山に登り、秋山温泉で疲れを癒す!

二十六夜山からの眺望

山梨県 秋山村(現在は上野原市の一部)にある二十六夜山(にじゅうろくやさん)に登ってきました。中央道 上野原ICから30分ほどでアクセスは良いですし、近くには秋山温泉があるので気軽なハイキングが楽しめます。

アオゲラの森キャンプ場から二十六夜山に登る

アオゲラの森キャンプ場

二十六夜山の登山口はアオゲラの森キャンプ場の中にあります。キャンプ場のすぐ下にスポーツ広場があるので、ここに車を停めることが出来ます。道路沿いにも車を停められる空きスペースがあります。

近くには浜沢バス停があるので、本数は少ないものの上野原駅から来ることも出来ます。

旧鎌倉街道沿いの空き地

この日のキャンプ場は宿泊者もおらず静か。綺麗に桜も咲いていました。

アオゲラの森の桜

キャンプ場の奥の方へ登っていくと、登山口の案内があります。

登山口へ続く道

登山口の標識

二十六夜山の登山道へ

管理用の軽トラが通る道を登っていくと、登山道に入ります。

キャンプ場の管理道路

下の方は植林であまり面白い景色ではありませんが、上に登っていくにつれ雑木林が広がります。

杉の植林

雑木林

新緑目当てで行ったのですが、少々早かったようです。

新緑には早い木々

マムシ草を発見。

マムシ草

眺望もさほど良くないです。新緑が芽吹いてきたらほとんど見えないかもしれません。

二十六夜山からの眺望

山頂まではキャンプ場から1時間ほどなのですが、かなり傾斜が急なのでそれなりの疲労感が味わえます。

険しい登り

山頂も寂しい感じです。一応山梨百名山に選ばれているんですが…。

二十六夜山の山頂

山頂付近には二十六夜塔が残っています。二十六夜とは、十五夜などと同様にお月見に適した日付(旧暦7月26日)のことを指しています。この日の月が昇るのを待ちながら拝む二十六夜待ちという信仰が盛んだったことから、その名前が山に付けられたそうです。

二十六夜塔

この二十六夜塔は2011年の311の時の揺れで倒れてしまったのですが、誰かが持ち上げて元の場所に戻したようです。山を揺らす地震というのがどんなものか想像がつきませんが、こんな遠く離れたところにある重い石を転がすほどの揺れなんて恐ろしい話ですね。

尾崎バス停方面へ下る

車を置いた浜口バス停から徒歩20分ほどのところに尾崎バス停という別のバス停があるので、こちらへ向かって下ります。こちらは傾斜も緩やかで歩きやすいです。

尾崎バス停へ下車

途中、綺麗な若葉をつけた木もありました。

新緑

沢沿いの道

無事下山すると、民家の畑の中にでます。この道を下っていくと尾崎バス停周辺にでます。

民家の間の畑を通る道

尾崎バス停付近

あとは道路沿いを浜沢バス停に向かって歩きます。登山口から向かって左方面です。この道は信号も少なく適度に曲がりくねっているので、バイクツーリングの集団が目立ちます。

旧鎌倉街道

秋山温泉で疲れをいやす

秋山温泉

車に戻って上野原方面へ走る途中で、向かって右側に秋山温泉があります。温泉だけでなくプールなどもある大きめの施設です。温泉は内湯が3つ、露天が一つあります。サウナはプールに併設されているので、温泉だけ入る場合は利用できません。

内湯の一つはかけ流し温泉になっています。源泉は温めなので、このかけ流し温泉で長湯している人がたくさんいました。上野原ICから15分ほどなので、上野原周辺で温泉を探している人にもおすすめです。

まとめ

感想としては、いまひとつ魅力に欠ける山かなあと思います。季節が違えば印象が変わるかもしれませんが…。マニア向けの山であることは間違いないでしょう。

近くに温泉もありますしアクセスも良いので、上で紹介したキャンプ場に宿泊するついでに運動がてら登ってみたりするのがいいかもしれませんね。