Macbook Air 2020とPro 13インチを比較!やはりAirはProには敵わない…

macbook air 2020の画像

2020年3月に発表されたMacbook Air 2020とPro 13インチ 2019年モデルの比較、およびどちらを購入するべきかを紹介します。

Air 2020は一見するともはやPro 13インチの存在価値がなくなりそうなスペックと価格を実現していますが、数々の実機レビューを見てみるとスペックシートだけではわからない違いが明らかになってきます。

ちなみに、Air 2020の10世代2コアi3モデルは2019年の8世代2コアi5よりベンチマークが上なので、Airの2020と2019で迷っている場合は迷いなく最新版を購入するべきです。

GeekBench5のベンチマーク
Air 2019(i5)1833
Air 2020(i3)2251

Macbook Air 2020とPro 13インチ 2019の比較

主なスペックと各種ベンチマークの違い

Pro 13 2019とAir 2020 主なスペックの違い
Pro 13 2019Air 2020
CPU8世代 1.4GHz 4コアi510世代 1.1Ghz 4コアi5
グラフィックIris Plus Graphics 645Iris Plus G7
メモリ8GB DDR38GB DDR4
SSD128GB 〜 2TB256GB 〜 2TB
キーボードバタフライ + touch barMagic Keyboard
ディスプレイ500ニト / P3400ニト / フルRGB
価格139800 〜114800 〜

特に注目するべきはキーボードとディスプレイ。

Air 2020は評判の芳しくなかった薄いバタフライキーボードから旧型のシザー式に戻りました。

一方でディスプレイは解像度こそ同じですが、Pro 13インチは最大輝度が500ニト、色空間はsRGBより正確な色彩を描写できるP3が採用されています。

CPUとグラフィックのベンチマークの定番GeekBench 5のスコア(4コアi5モデル)は以下の通り。

GeekBench 5
シングルコアマルチコア
Air 2020(10世代i5)11833231
Pro 13 2019(8世代i5)9383960
GeekBench 5 metal(グラフィック)
Air 2020(i5)9390
Pro 13 2019(i5)3165

数字だけをみるとグラフィック性能ではAir 2020が圧倒しているようにみえるのですが、unigineのベンチマークを見るとまた違った一面がみえてきます。

unigineのフレームレート
Air 2020(i5)9FPS
Pro 13 2019(i5)10.6FPS

グラフィック性能を計測できるmetalのベンチマークではAir 2020のほうがPro 13インチ 2019に対し約3倍もの差をつけているのにも関わらず、フレームレート(1秒間のコマ数)のテストではPro 13インチ 2019のほうが上回っているという結果がでています。

参考に挙げた海外の人気Youtubeチャンネル「Mac Tech」の実機比較では、Air 2020の4コアモデルは高負荷になると冷却が追いつかず内部の温度が100℃近くまで上昇してしまい、CPUのクロック数を維持することができない(サーマルスロットリング)という現象が報告されています。

グラフィック性能のスコアで上回っているはずのAir 2020の方が、4k素材の手ブレ補正の処理時間にPro 13インチ 2019の倍の時間が必要になるほどに処理速度が落ちてしまうとのこと。

Air 2020かPro 13インチ 2019か?

上記の結果を鑑みると、スペック上では同じ4コアi5でも実際の処理に関しては差があり、長時間CPUに負荷がかかる作業(動画書き出し、RAW現像など)の場合Air 2020では排熱構造に足を引っ張られることになります。

ディスプレイについてもPro 13インチ 2019の方がより正確な色味を表現できるので、特にクリエイターはAirよりProの方を検討しなければならないでしょう。

Macbookの排熱問題はPro 15インチのi9モデルでも散々話題になり、結局2019年末に発売されたPro 16インチでは軽量化を諦めて大型化かつ2kgという重さと引き換えに完璧なバランスのマシンが誕生しました。

しかし新しくデザインされたAir 2020モデルはまたしても構造上の問題を抱えることになり、実用上ではあくまでもMacの入門機という位置づけで旧型のPro 13インチには敵わないということになりそうです。

したがって、Air 2020を購入するのであればベースグレードのi3モデルか4コアi5のオプションのみを選択するのがいいと思います。

写真、画像、動画編集などの創作活動を視野に入れてMacbook Airにi7やメモリ16GBなどのカスタマイズを検討しているのであれば、Pro 13インチ 2019、あるいは新しく発売されるという噂があるPro 14インチを待つのをおすすめします。

Macbook Pro 13インチ 2019 2ポート

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