今年も梅雨があけつつあり暑い夏が到来。そんな楽しい夏の生活を脅かすのが人類の敵こと蚊の存在です。ただでさえ寝苦しい夜に耳元であの羽音が聞こえてきたときのイライラ感といったら堪らないですよね。
そこで屋内の蚊対策としてフマキラー「おすだけベープ」を使ってみたところ、あまりの効果のすごさに衝撃を受けたのでご紹介します。
フマキラー「おすだけベープ」とは?
おすだけベープは、フマキラーが発売している殺虫剤の一種です。部屋内での使用を念頭においた虫除け兼殺虫剤スプレーとして使えます。
おすだけベープの何がすごい?
この殺虫剤のいいところは、蚊に直接あてる必要がない、ということです。部屋内でワンプッシュしておけば蚊や羽虫が寄ってこなくなるだけでなく、部屋内に飛んでいる蚊が勝手に落ちてきます。
蚊を発見して仕留め損ねてしまった場合でも、このスプレーをひと吹きしておけば確実に退治できてしまうのです。
僕は8畳ほどの部屋で主に寝る前に網戸、部屋の真ん中でワンプッシュずつ使っているのですが、このおすだけベープを使い始めてから夜に蚊に悩まされることがなくなりました。
持続時間は?
おすだけベープでは、飛散したスプレーが床や壁にくっついてそこから殺虫成分を拡散する仕組みになっているため、広範囲に長時間の効果を持続させることができます。
メーカーは24時間効果が持続するとうたっていますが、さすがにそこまでは保たないと思います。しかし夜寝てから朝が来るまでの時間程度なら、窓をあけていても十分に効果があると感じます。
ロック機能で子供にも安心
おすだけベープにはロック機能が付いている上、ロックを解除してもプッシュボタンがかなり重く作られているため、誤って小さい子供が飲んでしまったりする可能性は低いでしょう。
おすだけベープの成分は?
このスプレーの主成分はピレスロイドになります。ピレスロイドは蚊取線香からゴキジェットまであらゆる虫除け薬品に使われている成分です。ピレスロイドは虫に対して神経毒として作用し、物理的な攻撃を加える必要もなく害虫を駆除できます。
犬、猫などペットがいるけど大丈夫?
人間を始め、犬、猫などの恒温動物はピレスロイドを体内で分解することができるため、普通に使う分には問題ないといわれています。
ただし普段は摂取することのない異物であることは間違いないため、換気していない部屋で多量に使用したり、直接口の中にいれたりしないように注意をする必要はあります。日常的な使用であれば、空気中に飛散した時点で濃度も下がっているため問題が起こるほどの量を摂取することはありえません。
昆虫、魚、爬虫類がいる部屋では使えない
ピレスロイドは昆虫、魚、爬虫類などのペットには害を及ぼすので、これらをペットとして飼育している場合は絶対に使ってはいけません。
まとめ
おすだけベープを一言で表現すると、屋内で使える無味無臭で強力な蚊取線香ということになります。蚊取線香の香りも夏の風物詩として捨てがたいものがありますが、匂い移りや燃えかすの処分など面倒が多いのも事実で、一度こういった虫除けスプレーを使ってしまうともう戻れないな、という印象です。
ひと吹きしておけばびっくりするくらい簡単に蚊を始めとした害虫が駆除できるため、屋内で虫の侵入に悩んでいる方はぜひ使用を検討してみるといいでしょう。
最後に使用上の注意点をまとめ
- 直接体に吹きかけない
- 子供の手の届かないところに置いておく
- ペットのいる部屋では必ず換気しながら使う
- 昆虫や魚を飼育している部屋では使わない