【山梨】富士山も見える人気の低山!旧甲州街道から扇山に登る!

雪に覆われた登山道

山梨県で人気の低山、扇山に登ってきました。大月市が定めた富士見スポット「秀麗富嶽十二景」にも選ばれていて、シーズン中はものすごい登山客で賑わう山になります。今回はたまたま雪が降ったばかりでほとんど人もおらず、快適な散策となりました。

扇山のアクセス

扇山は、中央線 鳥沢駅から歩く、または富士急行バスで登山口まで行く、というのがメインのルートになります。

今回はたまたま通りがけに思いつきで登ったので、旧甲州街道沿いのマイナーな登山口から登りました。こちらの登山口は中央道 上野原ICを出て甲州街道(国道20号)を大月方面に走り、鳥沢駅の手前で右に曲がり旧甲州街道に入ります。途中までは大月カントリークラブを目指すと分かりやすいかもしれません。

最終的には大月カントリークラブ(向かって左側)には入らずに、犬目宿の方へ向かって行く途中に登山道の入り口があります。一応、登山口の前にはスペースがあるので車を停めることはできます。

旧甲州街道沿いの登山口

雪の扇山に登る

扇山の登山口

車を置いて登り始めます。下の方は常緑樹が多く、冬でも明るい雰囲気が漂っています。

常緑樹が広がる登山道

湿り気のある落ち葉がなかなかいい感じです。ほう葉もたくさん落ちています。

落ち葉が綺麗な登山道

落ち葉の綺麗な登山道

少し登ると杉林になるのですが、この杉林は非常に年季の入った樹齢の高い杉ばかりなので雰囲気が良く退屈しません。

年季の入った杉林

徐々に雪が積もり始めます。曇りで何にもみえないくらいなら、雪など特別な風景が楽しめた方がいいですよね。

雪が積もり始める登山道

雪が少し積もった登山道

しばらく平らで歩きやすい道が続きます。それとともに雪が深くなっていきます。

雪に覆われた尾根道>

雪に覆われた登山道

気づいたら一面真っ白になっています。たいした標高差がないのに、登り始めとはえらい景色の違いです。

真っ白に染まる登山道

雪に覆われた林

木の枝をみると風向きが分かります。風下に向かって付着した雪が伸びて行くようです。

木の枝に付着した雪

風下にむかって伸びる雪

山頂直前で一気に登ります。足場が滑りやすいので少々大変でした。

山頂直前の登り

1時間ほどであっさり扇山山頂に到着です。超人気の山ですが、シーズン外の今は数人しかおらず。

扇山の山頂

人の少ない山頂

秀麗富嶽十二景にも選ばれているので、晴れていれば綺麗な富士山を望むことが出来るようですね。

扇山周辺は色々と散策できるルートが多いのですが、今回は車も変な所に置いてきてしまったので来た道を戻りました。合計2時間弱のお手軽な散歩となりました。

談合坂SAで昼食を頂く

ぷらっとぱーく談合坂

旧甲州街道沿いを犬目の方に抜けて行くと、ぷらっとパークという駐車場があり、談合坂SAに下道から入ることが出来ます。上野原ICから東京方面へ帰る人でも、ここからなら談合坂SAを利用できます。

フードコートで唐揚げ定食を頂きました。時間がかかった分、唐揚げは揚げたてで想像以上に旨かったです。食事どころがフードコートしかなく、レストランがないというのは意外でしたが。

から揚げ定食

まとめ

今回は特に雪の日を狙って行ったわけではないのですが、前日に降った新雪に覆われた珍しい扇山の風景を楽しむことが出来ラッキーでした。春以降は非常に混み合う山なので、たまにはシーズンを外して訪れてみるのも悪くないですね。