車中泊を始めるにあたってまず用意しなければならないのが目隠し用のシェードやカーテン。
車内は窓ガラスを通じて外気温の影響を受けるため、夏、冬ともに車内温度を快適に保つ上でもシェードは非常に重要です。
数ある車用シェードの中でも、特にオススメなのが静岡のアイズという会社が販売している高性能な「マルチシェード」。この記事ではこちらの製品を詳しく紹介します。
アイズのマルチシェードのレビュー
車種に合わせた専用設計
車用シェードで一番重要なのは窓ガラスにフィットするサイズ感。特に冬場はほんの少しの隙間があるだけで車内の冷え方が全く違うので、遮熱・保温性能の面で大きなポイントになります。
アイズでは豊富なラインナップがあり、あらゆる国産車に対して専用設計のマルチシェードを販売しています。
ラインナップにない輸入車やキャンピングカー用のシェードをオーダーメイドで作ってもらうことも可能。
オーダーの場合、自分で採寸したデータを送るだけでもいいようですが、車の窓は湾曲や奥行きがあり意外と複雑な形状をしているので、できれば本社に赴いて採寸してもらったほうがいいでしょう(要事前問い合わせ)。
取り付けも簡単
アイズのマルチシェードには、吸盤と取り外し用のフックが裏表でついているので取り付け・取り外しも楽々。
装着するときはフックを押し付ける、外すときはフックを引っ張るだけでOK。
窓ガラスの内側が汚れていると吸盤が外れることがあるので、窓拭き用の雑巾は用意しておいた方がいいです。ガラスを軽く水拭きしておくと確実にくっつきます。
車中泊旅をしている間は、後部座席のドアのシェードはつけっぱなしにしておいてもいいでしょう。
遮光性は全く問題なし
マルチシェードは全ての窓ガラスを隙間なく覆うことが出来ます。夜間に車内でLEDライトを点灯しても、車外からは光が見えないほどの遮光性があります。
圧倒的な断熱・保温性能
アイズのマルチシェードの一番の強みは、なんといってもその断熱・保温性能。
車外側のアルミ蒸着生地、車内側の難燃性生地をキルト加工して真綿を挟んだ構造になっており、一般的なシェードやカーテンとは厚みが全く違います。
マルチシェードの力を外気温3℃の車中泊で利用して体感
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車内の服装
- ヒートテック
- スウェット
- 靴下
- ネックウォーマー
- 腰にホッカイロ
- 銀マット
- 布団
- 毛布(上下2枚)
寝具
エンジンを切った後LEDランタンとノートPCで作業をしていましたが、2時間経っても上記の服装で寒さを感じないくらいの保温性がありました。
流石に朝には大分冷えてきますが、ドアを明けた瞬間の外気よりは明らかに高い温度を保っておりその性能を実感。6時間一度も寒さで目覚めることなく、家と同じような睡眠をとることができました。
外気温が0℃くらいまでなら、マルチシェードと常識的な防寒着、寝具さえあれば、アイドリング不要かつ電気毛布などがなくても安眠できると思います。
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冬の車中泊で安眠するコツ
- シェードで隙間なく窓ガラスを埋める
- 靴下、ネックウォーマー、ニット帽などで肌をしっかり隠す
- ホッカイロで血流を温める
- 車体の下からの冷えを防ぐため、銀マットなどを敷いておく
- 寝る直前に5分ほど暖房をかけ直して車内を温めておく
- 毛布は掛け布団の上にかける
収納
保温性能を高めるために、シェードに多少の厚みがあるのは仕方がありません。
収納の際は折りたたんでもOKなので、45Lのポリ袋に入る程度の大きさにはなります。
保証
アイズの製品は、送料だけ払えば無料で修繕してもらえます。
大掛かりな修理が必要の場合は費用がかかることもあるそうですが、製品の性質上そこまでめちゃくちゃな破損の仕方をすることはないでしょう。
アイズは20年以上に渡りマルチシェードをはじめとした車中泊グッズを製造している会社なので、信頼性は抜群です。
まとめ
アイズのマルチシェードは、車中泊を始める際にまず購入しておくべき製品であると断言できます。
他社製品に比べて値は張りますが、実際に使ってみてその断熱・保温性能の素晴らしさを実感。長年に渡り高評価されているのがよくわかりました。道の駅やRVパークでも、このマルチシェードを利用している車を見かける機会は非常に多いです。
基本的には通販のみの販売ですが、予め問い合わせをしておけば本社に赴いて実物をみながらの購入相談にも応じてくれるなどサポートも◯。
オールシーズン利用可能、かつ永久保証つきなので絶対に損はしませんよ。
公式通販サイト:マルチシェード – アイズ