スマホ、タブレット、デジカメ、Bluetoothのイヤホンなど、USB端子から充電可能な愛用品がどんどん増えてきたこともあり、モバイルバッテリーを新調しました。
今回選んだのは、大容量かつ2台同時充電が可能なモバイルバッテリー「Anker PowerCore Speed 20000」です。
Anker PowerCore Speed 2000のレビュー
20000mAhの大容量モデル
今回購入した「PowerCore Speed 2000」はAnkerのラインナップの中でも20000mAhという大容量のモデルになります。
iPhone 7のバッテリー容量が1960mAhなので、その容量はなんと10倍。充電時のロスも考慮すると、最大で7回までiPhone 7を満充電にできると説明されています。
最近のスマホは以前に比べてバッテリー持ちも大分良くなってきているので、週末旅行なら充電器を持ち運ばずにこのモバイルバッテリー1個だけで済ます、なんてことも可能。
2台同時充電が可能
今回この機種を選んだ一番の理由がこれ。「Anker PowerCore Speed」はガジェット2台に対して同時に給電することが可能なんです。
給電用USB端子は2種類あり、片方はQuick Charge3.0という急速充電規格に対応。Xperia XZなど最新のandroid機であれば更なる高速充電ができます(iPhoneは未対応)。
またAnker独自の「PowerIQ」という技術により、それぞれの機器に対して最適な電力を供給してくれるので、ガジェットの回路を傷つけない範囲において最速の充電スピードを実現しています。QC3.0に未対応の機器でも充電時間はかなり短いです。
iPhone 7ではイヤホンジャックが廃止されたこともあり、Bluetoothのイヤホンやヘッドホンを愛用している人も増えていると思うので、複数台同時充電が可能なのは大きなメリット。
スマホとは別にUSB充電が可能なデジカメを持ち運んでいる人にも最適です。
欠点1:重さ
大容量バッテリーということで、大きさと重さがデメリットになります。
大きさはテレビのリモコンを縦方向に縮めたような印象。
重量は300g以上あり、やはり手でもってみるとズッシリとした重さを感じます。バックパックならばまだしも、手提げバッグなどに入れて持ち運ぶのはちょっと厳しい気がします。
欠点2:充電時間
モバイルバッテリーからの給電速度は非常に速いのですが、大容量バッテリー本体の充電はやはり時間がかかります。充電には一晩かかるので、旅行前などは充電を忘れないようにしなければなりません。
本体のバッテリー残量は充電中、または給電中に青いランプを見るとわかります。バッテリー残量に応じて、点灯するランプの数(最大で4つ)が減っていきます。
本体の充電はmicro-USB端子から行います。ケーブルも付属しているので、iPhoneユーザーがケーブルを新しく購入する必要はありません。
Anker PowerCore Speed 2000はこんな人にオススメ
もはやモバイルバッテリーならAmazonでAnker製品をポチっておけば間違いない、と認識されるほどの人気ブランドとなったAnker。
大容量、2台同時に急速充電が可能という非常に頼もしいアイテムですが、やはり300gオーバーの重さはネック。日常的に持ち運ぶスマホ専用のモバイルバッテリーとしては、もう少し小さいサイズのものも検討した方がいいでしょう。
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このモバイルバッテリーが向いている人
- 家の寝室など、コンセントが近くにない場所でスマホやタブレットをいじりたい人
- スマホ以外にも無線イヤホン、デジカメ、WIFIルーターなどUSBから充電できる機器を持ち歩いている人
- 登山、車中泊など数日間コンセントから電源がとれない環境へ行く人
個人的には、デジカメやBluetoothのヘッドホンを持ち運ぶようになったこともあり、2台同時に充電ができるという点が購入に至る一番のポイントでした。