【初心者向け】Macbookのおすすめ初期設定項目 まとめ

新しくMacbookを購入したら最低限チェックしておきたい初期設定項目を紹介します。

快適なMacライフを送るためにぜひ参考にしてみてください。

トラックパッドの設定

まず「設定」を開き、「トラックパッド」を選択します。

「ポイントとクリック」タブにある「タップでクリック」をオンにします。

これによりトラックパッドをタップするだけでクリックが可能になり、トラックパッドを押し込む必要がなくなるので操作が楽になります。

カーソルの軌跡も速めのほうがオススメ。すぐに慣れます。

次に「スクロールとズーム」タブを開き、「スクロールの方向」を決めます。

これは二本指スクロールの際に指の動きと画面の動きが同じ方向が逆方向か、という設定です。

自分が自然だと思う方を選べばOK。個人的にはチェックを外したナチュラルの方が好みです。

「その他のジェスチャ」タブでは、「フルスクリーンアプリのスワイプ」と「Mission Control」を4本指に変更しておきます。

最後に3本指のドラッグを設定します。この変更は「トラックパッド」ではなく「アクセシビリティ」の項目で行います。

左のメニューバーから「ポインタコントロール」を選択、「トラックパッドオプション」を開き「ドラッグを有効にする」をオン、3本指のドラッグを選びます

スクロールの速さと慣性スクロールはお好みで。ダブルクリックの感覚もここで設定できます。

有料ですが、「BetterTouchTool」という超有名アプリを利用するとトラックパッドをさらに自由にカスタマイズできます。

Macの名前を変更

「設定」→「共有」を選ぶとMacのコンピューター名を変更できます。

デフォルトではユーザー名が入ってしまうので、Bluetoothをオンにすると周りの人に名前がバレてしまいます。

個人情報が入らないように好きな名前を設定しておきましょう。

Finderの表示を変更

Finderを開き、画面上部のメニューバーにある「表示」を選択。サイドバー、パスバー、ステータスバーをすべて表示させます

パスバーを表示するとフォルダ(ディレクトリ)の階層が分かりやすくなります。ステータスバーは下部にストレージ容量などを表示する機能です。

またターミナルのコマンドライン操作が必要ですが、Finder上部にフルパスを表示させることもできます。

サイドバーの「よく使う項目」にフォルダをドラッグ & ドロップすると好きな項目を追加できます。

同期しているクラウドストレージのフォルダなど、自分が頻繁に利用するものを追加しておきましょう。逆にいらない項目は「右クリック(二本指タップ) → サイドバーから削除」で非表示にできます。

Finderの「環境設定」から「タグ」のサイドバー表示をカスタマイズできます。タグ機能を使っていないなら全部のチェックをオフにしておくとすっきりします。

最後に「環境設定」の「一般」タブで、新規でFinderを開いたときにどのフォルダを表示するかを選んでおくと無駄なクリック数を削減できます。

キーボード

「設定」→「キーボード」から「ユーザ辞書」タブを開きます。

「英字のスペル自動変換」と「文頭を自動的に大文字」を使うかどうかを選択します。

個人的にはおせっかい機能だと思っているのでオフにしています。

また入力ソースは特別なこだわりがなければGoogle 日本語入力アプリをダウンロードして切り替えるのがおすすめ。

タイピングの練習はタイピストという無料アプリを推奨。自信がない人だけでなく、今まで我流の指使いでやってきた人も一度基本のポジションから矯正しておくと長い目で見て生産性が上がるはずです。

省エネとディスプレイ

「設定」→「省エネルギー」の項目で、未操作時にディスプレイが消灯するまでの時間、スリープ時の挙動を設定できます。

Macbookの場合は使い終わったらディスプレイを閉めてスリープさせてしまう人が多いはずなので、ディスプレイの自動消灯機能は使わなくてもいいと思います。

Power Napはスリープ中にクラウド同期などの処理を行ってくれる機能です。個人的には自分の見ていないところでPCが動いているのはあまり気分が良くないのでオフにしています。お好みでどうぞ。

「設定」→「ディスプレイ」の項目では、True Toneのオン、オフを設定できます(近年に発売された新しいモデルのみ)。

これは周囲の光に応じて自動でホワイトバランスを調整してくれる便利機能ですが、自分の目に見えている色合いとデータ上の色合いが変わってしまう可能性があるので、画像、写真、動画編集などデザイン系の作業をしている間はオフにしたほうがいいでしょう。

メニューバーの表示をカスタマイズ

画面上部にあるメニューバーのカスタマイズです。

「設定」→「日付と時刻」※を選び、「曜日」と「日付」を表示にチェックをいれます。

デジタル、アナログ、24時間表示などは自分の好みで設定します。

次にメニューバーに表示されているバッテリーアイコンをクリックして、「割合(%)を表示」を選択します。これでバッテリー残量が正確に把握できるようになります。

最新のOS Big Sirでは設定の「Dockとメニューバー」→「バッテリー」→「割合を表示」にチェックすると%表示できます。

「設定」→「Bluetooth」および「サウンド」の項目にそれぞれをメニューバーに表示できるオプションがあるので、これらもオンにしておきましょう。



なおメニューバーのアイコンは「commandキー」を押しながらドラッグすると好きな順序に入れ替えることができます。

またCPUやメモリの使用状況をメニューバーに表示できる「RunCat」、データ通信量を計測する「Bandwidth+」というアプリ(いずれも無料)もオススメ。

Dockの設定

「設定」→「Dock」を選ぶと、アプリのショートカットアイコンが並ぶドックをカスタマイズできます。

デフォルトでは下になっていますが、右や左に配置することもできます。自分の使いやすい場所を選択するといいでしょう。

通っぽい人は左右に置いているイメージですが、僕は下のままが好きです。

「Dockを自動的に非表示」にチェックをいれると、カーソルをドックに持っていった時以外はドックが非表示になり画面が広く使えるようになります。

最後に、使わないプリインストールアプリをドックから削除します。ドックのアイコンを「右クリック(二本指タップ) → オプション → Dockから削除」と選択します。

逆にダウンロードしたアプリなどをドックに追加するときは、アプリを起動した状態でドックのアイコンを「右クリック → オプション → Dockに追加」を選べばOK。

ドックアイコンの並べ替えは3本指ドラッグでできます。

その他、やっておくといい設定

ファイアウォールをオン

「設定」→「セキュリティーとプライバシー」を選び、ファイアウォールを有効化しておきます。

iCloud写真をオフ

「設定」 → 「Apple ID」を開きAppleアカウントでログイン。その後、iCloudを使用するアプリケーションを選択します。

使っていないアプリのチェックは全て外しておきましょう。

また写真はオフにしたほうが良いです。

この機能は同じApple IDでログインしたiPhone、iPad、Macなどすべての端末で写真アプリの中身を共有するというものですが、使い方を間違えると知らないうちに大切な写真を消去してしまったりすることがあります。

iCloud写真機能の挙動を正確に理解していない場合は必ずオフにしておきましょう(iPhone、iPadなどを所有しているならそれらの機器でも設定しておきます)

Mission Controlの設定

Mission Controlは複数の仮想デスクトップを作成して表示するアプリなどを振り分け、作業場を切り分けることができる便利機能になります。

「設定」→「Missin Control」とすすみ、「最新の使用状況に基づいて操作スペースを自動で並べ替え」をオフにしておきます。

これで勝手に仮想デスクトップの並び順が変わらなくなります。キーボード操作のショートカットも変更可能。

(使わないのであれば) GarageBandのデータを消去する

プリインストールされている初心者向けDTMアプリ GarageBandを利用しない場合、データを削除すると約2GBほどストレージの空き容量が増加します。

「メニューバーのリンゴマーク」→ 「このMacについて」 → 「ストレージ」→「管理」→「音楽制作」を選び、サウンドライブラリの削除を選択します。

一度削除しても、公式サイトから無料で再ダウンロードができるので安心です。

スクリーンショットの保存フォルダを変更

Macのスクリーンショットは、デフォルトではデスクトップに保存されます。

スクショを多用する場合デスクトップが散らかってしまうので、保存先を変更しておくといいでしょう。僕はダウンロードフォルダを保存先に設定しています。

この変更はターミナルによるコマンドライン操作が必要です。

コマンドラインの操作ができるようになるとよりMacが便利になるので、Macユーザーであれば趣味程度でもいいので勉強してみるといいですよ。