道の駅 こすげ(小菅の湯)から牛ノ寝通りまで散策してきた!

先日記事を書いた「道の駅 こすげ」を拠点に簡単なトレッキングをしてきました。歩きやすい足場、わかりやすい標識など、初心者でも気軽に楽しめる道です。まず軽い運動をしてから小菅の湯で疲れを癒やすといいですよ。

道の駅 こすげに車をおいてスタート

小菅の湯の右側から少し下の方へ降りて、グルっと裏側へ回っていきます。登山道に入るまでが少しわかりづらいかもしれません。

民家の間を抜けていくと標識があり、これ以降は分岐ごとにしっかりと案内がついているので迷うことはないはずです。

登山道に入ると、しばらく杉林が続きます。

尾根にでるまでは比較的勾配が急です。

30分くらい登ると標識があり、平坦な道に緑が広がります。

珍動物に遭遇!

近くでガサガサっと枯れ葉を踏む音がしたので一瞬熊かと思って焦りました…

薬莢も落ちていましたしね。しかし足おとの正体は

wikipediaより

カモシカでした。さすがにスマホのカメラでは捉えきれず、写真はwikipediaより拝借しています。遠くからジッとこちらを観察して颯爽と駆けて行きました。狙って会えるものではないのでラッキーでしたね。

道中は意外と殺風景

GWに東北で山歩きしてきたのですが、東北の山と比べると花が少なくて少しさびしい風景でした。
見つけられた花といえば、

ギンリョウソウと、

ツツジくらいです。

モロクボ平から大菩薩峠方面へ

モロクボ平を通過して、さらに1時間ほど歩くと開けたところに出ます。

ここまでで2時間くらいなので、軽いトレッキング目的であれば、この辺りで引き返すとキリがいいと思います。

まだ時間と体力に余裕があったので少しだけ大菩薩峠方面へ進んでみました。

木の根の形とかは面白いものがありましたね。

東京都水道局の管理標識も立ってます。

少し進んだところでリターン。大菩薩峠まで行くには遅くても七時くらいから歩き始めたいですね。ただそこまで行く場合、自家用車で来て同じ道を戻ってくるようなルートをとる人はあまりいないと思いますが…

帰りは、わさび田、林道を経由して小菅の湯へいたるルートで帰りました。こちらの分かれ道は、大菩薩峠方面と松姫峠方面に分かれるところの少し手前にあります。

この道は下るにはかなり急なので少々注意が必要ですが、1時間もかからず小菅の湯へ戻れます。

いくつか注意点

水場がない

今ご紹介した道中には水場がない(帰りに通ったわさび田のあたりにはありますが)ので、飲み物は十分な量を持っていく必要があります。

あまり人がいない

新緑の見られる季節の週末にもかかわらず、道中すれ違ったパーティは二組だけでした。大菩薩峠側から松姫峠の方へ抜けていくのがメインルートのようで、小菅の湯方面はあまり人気がないようです。

人気がないおかげでカモシカのような動物に遭遇出来たラッキーもありましたが、道中では一部ドコモですら圏外になる区間があるため、途中で体調不良に陥ったりすると危険です。初心者は複数人で遊びに行くことを勧めます。

登山靴、熊鈴くらいは用意してから

とにかく歩きやすい道が続くのでスニーカーでも十分といえば十分なのですが、自然を舐めるとしっぺ返しをくらうこともあります。備えあれば憂いなしということで。